バズマーケティングとは?口コミが広がるポイントと6社の成功事例

インターネットやSNSが普及したことにより、誰でも情報を発信したり、自由に取捨選択ができるようになりました。
そのため、ネットを活用したマーケティングが今は時代とマッチし、より多くの効果を生み出すことができます。
その一つが、バズマーケティングです。
バズるなんて言葉を聞いたことがあると思いますが、TwitterやInstagramを始め、SNSを中心にある話題が注目を集めることがあります。
SNSは多くのユーザーが利用しており、それぞれ個人で自由に発信ができるため、何かあれば瞬く間に広がっていくのです。
そんな媒体があるにも関わらず、マーケティングに取り入れない手はないですよね。
そこで今回は、バズマーケティングとは?口コミが広がるポイントと6社の成功事例というテーマでお話していこうと思います。
Contents
バズマーケティングとは?
バズマーケティングとは、口コミを意図的に広めていくマーケティング手法のことです。
この手法によって、認知度を高めたり販売促進をすることができます。
そもそも「バズ」とは、蜂が飛び回る様子と特定の話題に人が注目して群れている様子が似ているため、こう呼ぶようになったんですよね。
誰もがスマートフォンを持ち、いつでもインターネットにアクセスできることにより、昔と比べて人の購買行動は大きく変わりました。
そのため、必要な情報は自分から集めることができ、企業から発信される一方的な広告にはあまり興味・関心を示さなくなっているんですよね。
その代わり周りが注目している、話題になっているものは気になります。
自ら見に行き、それをまた誰かに伝えたくなっていくのです。
口コミは消費者から発信されているため、同じ立場としてより信頼しやすくなります。
そのため企業から発信するのではなく、口コミを増加させることで、コストをかけることなく認知度を広げ、消費者から信頼されるようになります。
誰でもネットですぐに情報発信をすることができるため、一度話題になれば口コミはどんどん広がっていきます。
つまり、口コミを意図的に起こすことができれば、それがコストのかからない広告となり自然と商品やサービスの認知度を広めていくことが出来るわけです。
バイラルマーケティングとの違い
バズマーケティングとよく似た手法で、「バイラルマーケティング」というものがあります。
よく似ていますが、正確には違いますので違いをしっかりと把握しておくといいでしょう。
バイラルマーケティングとは、インターネットやメールなどで口コミをより多くの人に広げるために仕掛ける手法です。
口コミを活用するという点ではバズマーケティングと同じですが、口コミが自然に発生しているか、もしくは意図的に発生させているかという違いがあります。
バズマーケティングは、様々な媒体を通じて意図的に口コミを発生させてバズらせることであるのに対し、バイラルマーケティングは口コミを自然に発生させてソーシャルメディア上で人から人へ広めていくことなんですよね。
バイラルマーケティングの「バイラル」は、英語で「ウイルス性」という意味があります。
ウイルスのように人から人へ情報が伝わっていく様子を意味しています。
バズマーケティングのメリット
バズマーケティングを行うことで、実際にどのようなメリットがあるのでしょうか?
ここからは、バズマーケティングのメリットとその理由について、ご紹介していきます。
信頼感がある
信頼感は、バズマーケティングの大きなメリットです。
企業が出す広告よりも口コミで広がる情報の方が、信頼されやすいのです。
あなたも家族や友人など親しい人からおすすめされたものは、信用しやすいと思います。
例えば、牛丼店のチラシの宣伝より、実際にその牛丼を食べた友人の感想を聞くほうが、信ぴょう性がありますよね。
企業はやはり自社商品を売る必要があるため、商品のいいところを中心に発信しています。
その情報は決して嘘ではないですが、絶対は存在しないため、完璧すぎる内容だとそれに対してデメリットを探したくなるのが人の心理です。
しかし、デメリットが見つからなければ企業が発信した情報を疑うようになるんですよね。
そこに信頼感はありません。
だからこそ、企業ではない一般の人が発信する口コミは信頼されやすいのです。
拡散力が高い
インターネットやSNSが普及したことによって、誰でも気軽に情報発信することができるようになり、多くの人とコミュニケーションが取れるようになりました。
そのため、インターネットを活用すれば、口コミは一気に拡散していきます。
またインターネットには、国や地域的な制限がないため、世界中に拡散することも可能です。
購買意欲を促進する
バズマーケティングは商品を販売する前に、商品に関する魅力的な情報を発信することもあります。
そうすることで、商品への期待度や信頼度を高め、購買意欲を促進させることができるんですよね。
また発信する情報によっては、購入する前に抱く不安要素も解消することができます。
消費者になる人のリスクも取り除けるため、効率よく購買行動に繋げることができるのです。
バズマーケティングのデメリット
ここまではメリットをいくつか紹介しましたが、もちろんデメリットもあります。
それは、コントロールすることが難しいということです。
広告であれば、数値として効果測定もできるため、ターゲットや出し方をコントロールしながら進めることができます。
しかしバズマーケティングは、バズるかどうかは確証がないため、こちらで自由にコントロールすることができません。
コントロールできないため、再現性もあまりありません。
また仮に、マイナスなことが拡散されていった場合、コントロールできないのでどんどん広がっていって止めることができないのです。
炎上なんて言葉をよく耳にしますが、あっという間に認知されます。
そのため、発信する内容には十分配慮することが大切です。
口コミが注目される理由
そもそもなぜ、口コミがマーケティングにおいて注目されるようになったのでしょうか?
その理由を順にお伝えしていきます。
口コミがもたらす効果
消費者である情報発信者と、商品を提供する企業は利害関係が一致しません。
そのため、口コミによって伝わる情報は、企業が発信する情報より信頼性が高い傾向があります。
消費者が発信する情報の方が、購買行動に直接影響すると言われています。
口コミをどんどん発生させることができれば、こちらからコストをかけて広告を出さなくても、集客できる仕組みができるのです。
口コミサイトの増加
インターネットが普及したことにより、昔と比べてネット上で買い物をする人がかなり増えました。
消費者も企業の広告だけでなく、口コミを重視するようになったため、口コミサイトも自然と増加したのです。
代表的な口コミサイトとして、食べログやホットペッパービューティーなどは聞いたことがあると思います。
誰でも口コミを書けるようになるにつれ、誰もが知る大企業の有名な商品、サービスではないものも評価され、注目が集まるようになったのです。
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バズを起こす法則
デメリットのところでもお伝えしたように、バズらせることはコントロールすることが難しいです。
誰もバズを起こせるかは読めません。
再現性もあまりありませんが、全くないわけでもありません。
そこで、バズった共通点から見たバズを起こす法則についてみていきましょう。
共感しやすい話題
共感は、バズを起こすためにとても重要です。
映画や漫画などの物語も、共感する部分があるからこそ、感情移入してその世界にのめりこみます。
共感するものは心が動かされ、プラスの評価になるんですよね。
そのため、ひと目で伝わり思わず心が動かされるような、共感しやすい話題がバズりやすいのです。
トレンドをおさえた話題
トレンドはどの業界でも必ず話題になります。
ずっと続くわけではありませんが、流行している最中は多くの人が注目しますよね。
今は世間で何が流行しているのか、常にアンテナを張り巡らせておきましょう。
トレンドをおさえた話題は、多くの人の関心を集めることができます。
宣伝感を消す
人は買い物は好きですが、売り込みが嫌いです。
そのため、セールス色が強い広告がバズることはほとんどないでしょう。
ステルスマーケティングは信頼を失いますが、だからといって「買ってください」とストレートな宣伝にならないことを心がけることが大切です。
バズマーケティングの手法
では、バズマーケティングには具体的にどのような手法があるのでしょうか。
代表的な手法は、主に以下の通りです。
・キャンペーンを行う
・インフルエンサーを起用する
・SNSを活用する
・カスタマーレビュー
・炎上商法
それぞれの手法について、詳しくお伝えしていきます。
キャンペーンを行う
商品やサービスごとに、キャンペーンを行うことで口コミを発生させていく方法です。
特にSNSで行うキャンペーンは、消費者にとって参加のハードルが低く、口コミを発生させやすいんですよね。
また、キャンペーンで指定のハッシュタグを付けて口コミを投稿してもらう参加条件にすることで、SNS上に商品やサービスの口コミを発生させることができるのです。
注目が集まるようなキャンペーンにするために、ターゲットとなる消費者がどのようなことに関心がありるのかを事前にリサーチしたうえで企画を考えることが大切です。
インフルエンサーを起用する
インフルエンサーとは、影響力の強い人のことを指します。
今はいろいろなSNSがあるため、影響力を持った人はそれぞれのジャンルで多くいます。
そんなインフルエンサーに自社商品を紹介してもらったり、広告に出てもらうことで、多くの人に口コミを拡散することができる方法です。
インフルエンサーを起用することで、ある程度ターゲット層に合わせて情報を拡散する層を絞ることができることが、メリットといえます。
例えば、アパレル会社であればファッション系のインフルエンサー、美容品を販売する会社であれば美容系のインフルエンサーを起用します。
そうすることで、狙っているターゲット層に効率よく口コミを伝えることができます。
インフルエンサーマーケティングについて、詳しく知りたい方はこちらの記事もあわせてご覧ください。
SNSの時代 新しい広告の形インフルエンサーマーケティングとは?
SNSの時代に大活躍!インフルエンサーマーケティングにかかる費用と効果は?
SNSを活用する
バズって話題になることは、主にSNS上で起きています。
SNSだけでも、LINE、Facebook、Twitter、Instagram、YouTube、TikTokというように多くの媒体があります。
それらを誰でも無料で手軽に使えるということは、SNSを活用することは必須と考えていいでしょう。
どのSNS媒体を使うかは特に指定はありませんが、意図的にバズを狙うのであれば、TwitterやInstagram、TikTokあたりがいいでしょう。
カスタマーレビュー
カスタマーレビューとは、商品を購入した人がECサイトなどにレビューを書き込みできる仕組みを作ることで、口コミを拡散していく方法です。
代表的な例であれば、Amazonです。
商品を購入した人の感想や評価が載っていますよね。
商品を買う前に、あらかじめそういったレビューを参考にして決める人も多いと思います。
人は失敗したくないという気持ちが根底にあるため、実際に購入した人の評価や感想はすごく気になるものです。
だからこそ、自然と口コミは広まっていきます。
炎上商法
SNS上で炎上することで多くの人の注目を集めるのが炎上商法です。
炎上はマイナスな事ですので本来避けるべきものですが、話題にはなるため意図的にわざと炎上して認知度を広める人も一定数はいます。
YouTuberでもそういった人たちがいますが、炎上商法を繰り返しているともはやキャラとして認知されるようにもなります。
効果はあるのですが、ブランドイメージは下がってしまいますので基本的に企業が使うことはないでしょう。
良くも悪くも効果がある手法の一つとして、存在することを紹介しておきます。
バズマーケティングを成功させるポイント
バズマーケティングを成功させるためのポイントを解説していきます。
どのようなことが大切なのか、しっかりと押さえてくださいね。
口コミが広がる仕組みを用意する
効率的に口コミが広がる仕組みを用意しておくことが大切です。
YouTubeで商品を紹介しようとしても、YouTubeの登録者がいなければ意味がないですよね。
普段から登録者を増やす活動をしてフォロワーを増やし、価値ある情報を発信していくことが重要です。
そうすることで、いざ何かを話題にしたとき、集まっている登録者をもとに多くの人に口コミが広がっていくようになります。
また、お客様の声の表示や商品購入後のアンケートなどのシステム的に仕組みを作っておくことも大切です。
インフルエンサーに発信してもらう
インフルエンサーなど影響力のある人に発信してもらうことで、大きな反響を得ることができます。
仮に自分の名前が知られておらずフォロワーが少なければ、どれだけ紹介しても見てくれる人は数少ないフォロワーや知人だけです。
それでは、バズることはありませんよね。
そのため影響力がない人こそ、インフルエンサーに頼るべきです。
例えば、人気で登録者も100万人を超えるようなYouTuberが同じ内容で発信したらどうでしょうか?
「この人がおすすめするなら、、、」と多くの人の心を動かすことができますよね。
そのインフルエンサーの大量のフォロワーにも伝わるので、商品の認知度は一気に高まり口コミも拡散されていきます。
ただし誰でもいいから有名なインフルエンサーに依頼するのではなく、自分の紹介したい商品やサービスに関連性のあるインフルエンサーにお願いすることがポイントです。
どれだけ影響力があっても、美容に気を使ってない人に美容品を紹介してもらってもイメージがわかず、大きな効果は得られないでしょう。
キャラを強調する
キャラを強調するというのも、非常に効果的です。
多くの類似商品やサービスが存在する中で、選ばれるためには商品・サービスだけでは差別化しにくくなってきています。
ということは、「誰から買うか」ということが重要なのです。
「この人から買いたい」と思ってもらえれば、どんな商品でも買ってもらうことができるようになるんですよね。
しかし、誰でも自分から発信できるようになった現代では、発信者も本当に多くいます。
だからこそ、キャラを強調して覚えてもらう必要があります。
キャラが立てば、見た人の印象に強く残り、商品や会社の認知度を高めることができるんですよね。
そこから話題になれば、「一度会ってみたい」、「その人から買いたい」という人も増えます。
そしてファンにすることができれば、拡散力も上がりリピーターもどんどん増やすことができます。
ぜひ、魅力的なキャラを意識してみてください。
ストーリー性を取り入れる
ストーリー性を取り入れてバズマーケティングをすることで、口コミは広がりやすくなります。
なぜストーリーなのでしょうか?
それは、ストーリーがあることで興味を持たれやすくなり、共感や感動といった人の感情も動くからです。
例えば、
「赤字になりながらも全技術を集結させて完成させた新サービス」
「一流料理人が思わず絶句した一品」
というように、その商品・サービスが誕生するまでの過程をイメージさせる表現にすることで、相手の記憶に残りやすくなります。
その結果、自然と他の人に口コミを広めたくなるのです。
ただ紹介するのではなく、それまでの過程や普段語られないエピソードを取り入れるといいでしょう。
とは言っても、どうやってストーリーを作ればいいか分からない、、、という方もいると思います。
どのように人を引き込むストーリーはできるのか詳しく知りたい方は、こちらもご覧くださいね。
参加型にする
キャンペーンを参加型にすることで、一段と口コミを拡散しやすくなります。
SNSが普及したことにより、誰でもTwitterやInstagramなどの媒体を通して、発信ができるようになりました。
発信者を巻き込むことで、当事者が増え、こちらが何もしなくても勝手に広めてくれるんですよね。
よく、「このハッシュタグをつけて投稿してください」といったキャンペーンを目にすることもあるかと思います。
特定のハッシュタグをつけて投稿することを推し進めることで、そのジャンルのキャンペーンに興味のある人たちが集まるようになります。
また、多くの人に参加してもらうためには、発信者がまずテキストや動画でお手本を示しましょう。
そうすることで参加する人は、何をすればいいのかすぐにわかるため、参加しやすくなります。
バズマーケティングの注意点
バズマーケティングは影響力や効果があるからこそ、慎重に行う必要があります。
口コミが広まったとしても、結果的に企業や商品のイメージが下がってしまえばマイナスですよね。
効果的に活用していくためにも、バズマーケティングを行う際の注意点について説明していきます。
ステルスマーケティング
ステルスマーケティングはステマとも言われ、消費者にプロモーションであることを隠して宣伝することを意味します。
これをやってしまうと消費者を騙すことになり、宣伝している人や企業の信用はガタ落ち、イメージダウンしてしまいます。
そのため、宣伝する際には「PR表記」などを明記して、消費者に伝える必要があります。
悪い評価・口コミ
口コミは影響力や拡散力があるからこそ、いい時にはプラスに働きますが、マイナスの情報も同じくすぐに広がっていきます。
そのため、悪い評価や口コミが広まってしまった場合の対策も注意が必要です。
今は、多くの情報がネットで拡散されるため、悪い評価や口コミによって窮地に追い込まれる企業もあったりします。
マイナスな口コミ、レビューへの対応ガイドラインを用意して社員に徹底させるなどの対策をとっておきましょう。
炎上商法
先ほどもありましたが、炎上商法はマイナスな事ですので、企業や商品のブランドイメージは下がってしまいます。
炎上商法は、短期間で多くの人の注目を集めることができるため、得られる効果は大きいですが様々なリスクやトラブルを巻き起こす可能性があります。
そのため、「どうしてもうまくいかないから炎上商法を使おう」といったように、反応が欲しいがためにむやみに使わないようにしましょう。
なるべくリスクがない手法でバズマーケティングをすることが大切です。
バズマーケティングの成功事例
ここまで、バズマーケティングについていくつかポイントをお伝えしてきました。
どのような特徴があって、どうすれば効果的にできるのかわかって頂けたかと思います。
そこで今度は、実際に行われたバズマーケティングの事例を紹介していきます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
森永チョコレート
大手菓子メーカーである森永チョコレートは、公式Twitterアカウントにて「ベイクを買わない理由を、Amazonギフト券100円で買い取ります!」というキャンペーンを実施しました。
バズマーケティングではポジティブな口コミを集めることが一般的ですが、あえてネガティブな口コミを集めているんですよね。
買わない理由を買い取るとは、なかなか斬新です。
このキャンペーンでは1日で4万件以上の口コミが集まりました。
中には買わない理由ではなく、企業努力を評価する声や買ってみようとするプラスの口コミも集まったのです。
商品に足りない部分だけでなく、同時にネガティブな意見を受け入れる謙虚な姿勢を示し、商品の認知を高めることができたことは非常に優れたバズマーケティングの事例でしょう。
UHA味覚糖
UHA味覚糖は、2018年にとあるプレゼントキャンペーンを実施しました。
その内容は、ぷっちょのTwitter公式アカウントをフォロー、その指定の投稿をリツイートすると、橋本環奈さんがあごクイをしてぷっちょを食べさせてくれるというVRデバイスが抽選で2名様に当たるというものです。
2名様とはいえ、プレゼントがすごい発想ですよね。
いいね数が44,000、リツイート数は47,000、動画の再生回数は800万回を超えました。
告知動画が話題になったことで、多くの人から注目を集めたのです。
カルピス
カルピス株式会社の公式Twitterアカウントでは、プロフィールに【「#カルピス新商品レポ部」で新商品を飲んだ感想を募集中!】という一文が掲載されています。
このプロフィールは実に秀逸で、オリジナルハッシュタグをアピールするとともに、口コミ投稿を促しています。
「#カルピス商品レポ部」はユニークであり、覚えやすいですよね。
プロフィールにあることで目にもつきやすく、新商品が発売されたら、ハッシュタグでつぶやくという行動を癖づけることもできそうです。
オリジナルハッシュタグを活用して口コミを生み出すいい例ですね。
シャープ
シャープのような大企業は、なんだか堅いようなイメージはありませんか?
しかしシャープの公式Twitterでは、イメージを壊すような企業アカウントとは思えないエンタメにとんだ投稿が目に入ります。
例えば、
「大阪万博のキャラ、ぜんぶ採用されるんだと思ってた」
「きょう発表のスキンケアアイテムの使用実感を私に求められても困ります。実のところまだ触ったこともないので、すみません。」
「俺もワルだからぜんぜん急いでないのに炊飯器はいつもお急ぎモードだしぶち込む米は無洗米」
といったような投稿です。
大企業の公式アカウントがとてもユニークな投稿をしていると堅いというイメージが払しょくされて、一気に親近感がわきませんか?
このギャップが、人々の注目を集め、シェアしたいという感情を動かしているのかもしれません。
江崎グリコ
江崎グリコは、11月11日を「ポッキー&プリッツの日」としており、毎年キャンペーンを実施しています。
11月11日はポッキーの日というのは、CMなどで見たことや友達との会話で知っている人も多いのではないでしょうか?
2018年には、ポッキーが会話を弾ませるためのツールとして活用されるように「ポッキー何本分話そうかな」というメッセージを打ち出していました。
これに伴い、期間限定で「#ポッキー何本分体操」という動画をTikTokで募集したのです。
今ではTikTokはYouTubeを抜く勢いで、若者を中心に支持されています。
若者が参加しやすい媒体を利用して募集し、選ばれた動画は渋谷の街頭ビジョンでも実際に映しだされました。
このキャンペーンの募集で集まった動画は、5日間で23,000本以上だそうです。
そして「#ポッキー何本分体操」とタグ付けされた動画の再生回数は、累計27,300,000回を超えました。
11月11日が「ポッキー&プリッツの日」というイメージと認知度をより一層高める、大きな結果となったのです。
スターウォーズ
スターウォーズは世界中で超人気のSF作品ですが、映画シリーズの最後の作品となる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の公開時に、とあるキャンペーンを行いました。
それが、「ありがとうスターウォーズ」キャンペーンというものです。
キャンペーンの内容は、映画を鑑賞した後に指定されたハッシュタグを付けて、感想を投稿するというシンプルなもの。
投稿された様々な鑑賞者の感想を見ることで、それに触発されてさらに多くの人が映画館に足を運ぶようになります。
その結果、観客動員数は400万人を突破し、興行収入は日本だけで60億円を超える大ヒットとなったのです。
まとめ
バズマーケティングとは?口コミが広がるポイントと6社の成功事例というテーマでお話ししましたが、いかがでしたか?
バズマーケティングは、今の時代にすごい効果を発揮します。
誰もが自由に情報を発信できるからこそ、口コミを起こせば信頼感のある情報をコストをかけずに拡散させることができます。
そのため成功事例でご紹介したように、あらゆる大企業も率先して活用しています。
炎上やイメージダウンなどのリスクもありますが、それ以上にあなたの会社や商品・サービスの認知度を広げ、イメージアップや購買にもつなげることができます。
ぜひ、今回お伝えしたバズマーケティングのポイントを押さえて、効率的にビジネスを拡大していきましょう。
SNSと言えば、TwitterやInstagramがよく使われており、今ではYouTubeやTikTokなど動画SNSも人気です。
ユーザー数や年齢層の幅であれば、そういった媒体が代表的ですが、集客面で見るとFacebookも大いに活用することができます。
実際にFacebook広告は、細かいターゲティングができるため、見込み客に無駄なくリーチすることが可能です。
そのため、多くの企業が使っています。
弊社でも
・3万円の広告費で210万円の売上げ
・一週間で1400万円の利益
・12ヶ月連続で一週間1000万円以上の利益
・2日間で1000万円の利益
など、Facebook広告だけでこのような結果を出すことができました。
そこで今回、この記事をお読みいただいているあなたに特別で、少ないコストで顧客獲得をするFacebook広告の秘密をお伝えしようと思います。
それが、「予算が少ない人のためのFacebook広告運用ガイド」です。
もちろん無料でプレゼントしますので、こちらからぜひ、受け取ってくださいね。
【売り上げが上がるノウハウ満載!SNS集客に役立つ人気記事】
・Twitter vs Instagram!SNS集客ではどちらを使うべき?違いは?
・SNSの時代 新しい広告の形インフルエンサーマーケティングとは?
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