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カラーマーケティングとは?事例と効果は?

 2018/02/25 ブログ
この記事は約 10 分で読めます。

 

みなさんこんにちは。

株式会社ニュースパイラルです。

 

今日はカラーマーケティングについて書いていきたいと思います。

カラーマーケティングって何ですか?
と思う方もいると思います。

 

カラーマーケティングとは、

簡単に言うと色の持つ効果で回転率を上げたり
集客を図ることです。

 

色が違うと何が変わるのと思うかも知れません。
結論を言ってしまえば大きく変わります。

例えば白と黒では同じ大きさでも
白のほうが大きく見えるのです。

碁石を調べてみるとわかりますが
白の碁石は直径21.9ミリ、黒の碁石は22.2ミリと黒の碁石のほうが大きいのです。

 

他にも商品を販売するページのボタンの色を変えてみただけで、

売上がグッと伸びたということも山ほど聞きます。

 

たかが色と思うかもしれませんが、

こういった細部のこだわりが、大きな結果に繋がります。

色の効果をバカにしてはいけませんよ。

 

ですので、今回のブログでは、
今回はカラーマーケティングの事例とその効果について
見ていきたいと思います

カラーマーケティングの事例は意外と身近にあるんですよ。

 

 

色がもたらす効果

「緑黄色野菜とグリーンスムージーなど緑黄色野菜とグリーンスムージーなど」のフリー写真素材を拡大

色はそれぞれ特徴があり体や心に影響を与えています。

色は光が物体から反射し目から脳に伝わり認識します。脳に伝わる際に脳内の組織が刺激され、
色に対して感情が生まれます。このとき生まれる感情には2種類あります。

 

表現感情

表現感情とは受け手によって異なる感情表現のことを指します。
例えば、好き/嫌い、似合っている/似合わないなど個人差があるのが特徴です。

 

ここの感情にアプローチするのは、やはり個人差があるのものなので、ハードルは高いです。

 

固有感情

すべての人が同じように感じる感情効果です。

例えば、赤や橙といった暖色系は温かみを感じますし
青や水色と言った寒色系は冷たい感じがしませんか?

このように大勢の人が共感できるので色んな所に応用することが出来ます。

 

カラーマーケティングでは、この固有感情をいかに利用するかがポイントになります。

 

三原色の効果

「夕暮れと赤信号夕暮れと赤信号」

 

次に色の三元色のそれぞれの効果について紹介したいと思います。

 

色を用いた戦略をするには使いたい色が
どのような固有感情を与えるかを把握しておく必要があります。

ここでは、色の三原色が与える効果について
書いていきたいと思います。

 

赤色の効果

赤色は他のどの色よりも刺激が強く、興奮色となっています。

闘牛を興奮させる赤いマント

闘牛で赤いマントが使われるのは人を興奮させて盛り上げるためで決して
牛を興奮させているわけではないんですよ。

 

さらに時間経過を早く感じる効果もあり、その効果は1.5倍と言われています。

 

つまり20分しかいなくても
30分いたように感じてしまうのです。

 

そのため回転率をあげたいファストフード店などは
赤色を配置している店が多いです。

 

例、マクドナルド、ロッテリア、すき家

 

また目を引くため広告などで
目立たせたい箇所を赤にすると売上が変わってきます。

パッケージや広告に赤を入れると
入れなかったときより20%も売上が上がったとのデータもあります。

 

余談ですが待ち合わせ場所に赤が多い所を選んで遅刻してしまうと
待たされている時間が長いと思っているために普段より怒られます(笑)

 

ですので赤色が多い場所での待ち合わせは、
控えた方が無難です。

 

青色の効果

青色は赤色とは違い興奮を鎮める効果があります。

気持ちを落ち着かせるため集中力アップも期待できます。
時間経過を遅く感じさせる効果もあります。

さらに清潔さや爽やかさを与えますので
デオドランド商品に用いられることが多いです。

爽やかな印象を与える青い飲み物

また青色には誠実さや知的さのイメージを与えますので
webデザインでよく使われます。

 

名古屋学院の柴崎教授の研究で、
赤色と青色がもたらす時間知覚に差があることが証明されています。
赤い画面、青い画面それぞれ同じ時間被験者に見せたところ
赤い画面を長く見せられたと感じた人が大多数でした。

 

黄色の効果

黄色も赤色と同じ興奮色で、注意喚起によく使われます。
工事現場での黄色と黒のシマシマを見ると用心しますよね。

注意喚起は黄色と黒色が多い

気分を高めたり、
集中力を上げたりする効果もあります。

また個性的で印象に残りやすい色です。
赤色との相性もいいので、組み合わせての効果はとても大きくなります。

マクドナルドのロゴをイメージすると分かりやすいです。
赤色を背景にした黄色のM字の看板はとても印象に残っているのではないでしょうか?

ドライブしているとき目に付きやすいですよね。

このように黄色は他の色と組み合わせることで
印象に残りやすいものを作ることができます。

 

この三色は効果を知っていれば
戦略を立てる際に非常に便利ですので是非覚えてみてください。

 

 

では、ここでひとつ問題です。

あなたの商品を販売するページには何色を使った方がいいでしょうか?

 

自分の好きな色を使ってしまう方は非常に多いのですが、

それではもったいないことはこのブログを読んでくださったあなたなら

よくわかりますよね?

 

大事なのでは、今回のブログを読んで、

自分の商品・サービスなら何色がいいのか?

ということを判断することです。

 

 

ぜひ、カラーマーケティングを取り入れて、

売上を上げるヒントをつかんでみてくださいね。

 

 

また少し余談にはなりますが、

大手チェーン店の看板はなぜ原色が多いか知っていますか?

 

マクドナルド、モスバーガーなどのファーストフード

サイゼリヤ、デニーズなどのファミリーレストラン

ローソン、ファミリーマートなどのコンビニ

 

かなり濃い目の色を使っているところが多いですよね?

大手チェーン店の看板はなぜ原色が多い

それはなぜかと言うと、

 

車を運転している人でも遠くから

「あ、○○がある!」と認識してもらうためです。

 

チェーン店以外のお店って、

ドライブをしてもなかなか見つけられないですよね(笑)

 

それはなぜかというと、

大手チェーン店が店舗が多いだけでなく、

そういった印象に残る戦略、色の使い方をしているからです。

 

街中にもいろんなヒントがありますので、

ぜひ、今日から意識をしてみてくださいね。

 

それでは、ここからはそれぞれの

色の持つ効果を事例と共に紹介していこうと思います。

 

 

カラーマーケティングの事例

「グラフのペラでプランを提案するサラリーマングラフのペラでプランを提案するサラリーマン」[モデル:大川竜弥]のフリー写真素材を拡大

色の効果は説明した通りです。
どのような店舗、広告を作りたいかによって使用する色を
変えなければなりません。

 

例えば、単価が安い商品しかないのに
店内を青色主体にレイアウトしてしまうと、
長居してしまうお客様が増えてしまうので売り上げは下がります。

 

では、
目指す店舗、広告によってどんな色を使えば効果的なのかを
カラーマーケティングの事例を挙げながら見ていきたいと思います

 

赤色店舗

 

さきほども説明しましたが、
回転率を早めたい場合は赤色を使った方がいいです。

ただし赤を前面に押し出し過ぎていけないのです。
なぜと思うかもしれません。理由は簡単です。

真っ赤なお店には入れないからです(笑)

皆さんはどうですか?
少なくとも私は入れないです。

さらに赤は興奮色ですので、
ささいな失敗でもお客様が怒ってしまいクレームが増えてしまいます。

赤色の説明のときに、
例に挙げたマクドナルドやすき家を利用したときのことを思い出してみてください。
店内に赤色はそこまで目立っていませんよね。
どこにあったかなと思う方もいるかもしれません。

 

制服やイスを赤色にすることによって
少ない赤でも必ず目に入るようにしているのです。

ちなみにすき家では
カウンターやテーブル席に置いてあるスプーンも赤です。

回転率を上げたいからといって、
むやみやたらと赤色を使うのは絶対にだめです。

目に付く場所に効果的に配置する必要があるのです。

 

青色店舗

青色は赤色と対照的に時間が遅く感じられます。
さらに誠実さや信頼感を与える効果もあります。

ですので単価を高く設定する必要があります。

 

青色をよく使う店舗としては
レストランやマッサージ店があげられます。

レストランは調理に時間がかかってしまうと、
お客様はイライラしてしまいます。

ですので青色のインテリアを目の付くところに飾って
少しでも待ち時間を感じさせないように工夫しているのです。

青いインテリア

マッサージ店では、
マッサージを担当する人の制服が淡い青色であることが多いです。

お客様に信頼感を与えると同時に
長時間マッサージしてもらったと思いこませることが目的です。

 

広告

広告は目立たせたいところに
目を引く赤を持ってくるのがポイントです。

例えば価格やキャンペーンの売りなどです。

スーパーのチラシをイメージすると分かりやすいです。
強調したいところなど、
スーパーであれば価格が赤くなっています。

あれも見せたい、これも見せたいと言って
赤を多用すると、
情報が埋もれてしまって伝えることができなくなってしまいます。

字を赤くする方法もありますが
オススメは赤背景に白字を組み合わせることです。

赤背景に白文字は効果的

 

赤と白は紅白と言われるように、
日本においてはおめでたい色です。

おめでたい色にすることによって
日本人は自然と視線を移してしまいます。

 

 

このように、この色と言えば○○と

人には固定概念が染みついています。

 

この固定概念を上手く利用することができれば、

色を使って、売上をコントロールするヒントになるのではないでしょうか?

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

色が与える効果をきちんと理解することは、
自分たちが優位な戦略を立てることにつながります。

色鉛筆

回転率を上げたい、落ち着いた空間を作りたい、印象に残らせたい、

など目的はさまざまあると思います。

 

その目的を達成するためのひとつが色使いです。

例に挙げたマクドナルドやすき家など色に関する事例は身近に溢れています。

必ず新たな発見があるはずです。

この発見により、今から見るものすべてに戦略の意図を考えるようなると思います。

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