売れる商品を生み出すアイデアの作り方とリサーチ方法とは?

From.羽田野哲平
名古屋の事務所より、、、
僕らの会社はプロモーション会社と言って、
売れそうな話ができるような人(コンテンツホルダー)を
売れるようにサポートするという仕事です。
当然、アイデア出しがそのプロジェクトの成功と失敗を分けることになります。
なので、今回は僕らがやっている
売れる商品を生み出すアイデアの作り方とリサーチ方法についてブログにまとめていこうと思います。
アイデアにはリサーチが必須
まず、アイデアを出すには当然、リサーチが必要です。
準備の大切さを説くことで、リンカーンはこんな名言を残しています。
木を切り倒すのに8時間与えられたら、私は最初の6時間を斧を研ぐのに費やす。
多くの人が、とりあえず斧を持って木を切り倒そうとしますよね?
ですが、それよりも準備を入念にする方が、速く、最小の労力で木を切り倒すことができるのです。
そして、アイデアを出すことの準備とは、リサーチなのです。
リサーチをなしにアイデアを出すことなんて、注文も聞かずに料理を出すようなものです。
偶然喜んでもらえることがあったとしても、狙って喜んでもらえるようなものを提供することはできませんよね?
なので正しい手順で、リサーチを行いましょう。
それがアイデアの作り方の第一歩です。
アイデアを出す前に決めるべき2つのこと
売れる商品を作るためのアイデア出しする前に、決めるべきことは2つあります。
商品を売る目的
まず、目的を決めないといけません。
これから作るあなたの商品は、何を目的として作られたものですか?
世の中の商品は悩みを解決するために生まれています。
- プールに行っても泳げない→浮き輪
- 楽に痩せたい→サプリ
- いい感じに紙に貼れるメモがあればな→付箋
という具合に悩みがあるから、商品が生まれます。これはどんなことでも変わりません。
あなたがいま作ろうとしているものはどんな悩みを解決できますか?
ターゲット
当然ですが、あなたが作ろうとしている商品は世界中、あらゆる人のどんな悩みでも解決できるわけではありませんよね?
※もしできるなら作り方教えてください(笑)
どんな人間の悩みを解決できるのかということを考えてあげてください。
一言で浮き輪と言っても色んなターゲットに向けた商品がありますよね?
子供向け、泳げない人向け、
泳げるけど浮き輪を使って遊びたい人向け、
男性向け、女性向け、、、
売れる商品はどんな人に提供するか、ターゲットを明確に決めています。
もう特定個人に向けて作るレベルで練りこんでいく方が、鋭い商品を作り上げることができます。
これが売れる商品アイデアの作り方の第一歩です。
リサーチすべき3つのこと
ここまででリサーチの前段階が完了です。
目的とターゲットを決めずにリサーチをしても正直、時間の無駄です。
なぜなら、何を調べればいいか明確ではないからです。
ここが明確にならない限り、情報の良し悪しがわからないですし、何が必要なのかもわからないです。
なので、必ず、目的とターゲットを明確にしてから次を読み進めてください。
商品のリサーチ
まずは、自分の商品のリサーチをしましょう。
リサーチをする項目はこれですね。
- 商品の特徴
- 商品を提供することで絶対に約束できること
- 客観的にみてどういうところがすごいと思われるのか
要はアピールすべきポイントを明確にするということです。
しかし、ここで重要なポイントがあります。
ただ凄いことを並べても人はすごいと認識できないのです。
どういうことか説明しますね。
例えば、浮き輪を使えば、水に浮きます。これが特徴ですよね。
でも、これだけ見ても凄さって伝わりにくいんですよね。
なので、水に浮くことで得られることを表現できないといけないのです。
例えば、こんな感じです。
この浮き輪を使えば、「泳げない」と悩んでいる人でも、友達と一緒にプールで遊ぶことが出来ます。
もう、友達と一緒に泳いでいるのに一人だけ泳げなくて置いてけぼりにされることも、プールサイドから楽しそうに遊ぶ友達を眺める必要もなくなります。
結局は浮き輪は水に浮きますということしか言ってません。
ですが、全然印象は違いますよね?
なのであなたの商品の特徴を、相手の感情に響く言葉に置き換えてあげてください。
これはキャッチコピーの作り方にもつながってきますよ。
見込客のリサーチ
次にやるのが、商品を売れるかもしれない相手(見込客)のリサーチです。
ここでやるのがBDFリサーチです。
BDFリサーチとは
- B:ビリーフ(Belief)
- D:デザイア(Desire)
- F:フィーリング(Feeling)
の略になります。これだけだと何かわかりませんね。順番に説明していきます。
B:ビリーフ(Belief)
見込客は何を信じているのか?
どんな常識を持っているのかという部分です。
例えば、泳げるわけがないと信じている人が浮き輪を初めて知ったら衝撃ですよね?
ターゲットができないと思い込んでいるものを作り上げると衝撃的なアイディアに変換することができます。
D:デザイア(Desire)
見込客は何を求めているのか?
どんな欲求を持っているのかを調べてあげます。
どんな変化を望んでいるのか、安定を望んでいるのか。
ではそれを実現するために何が必要だと思っているのかをリサーチしてあげてください。
F:フィーリング(Feeling)
見込客はどんな感情なのか。
今、死にたくなるほどに落ち込んでいるのか。怒りを抱えているのか。
感情によって適したアプローチは変わります。どんな感情なのかを調べてみましょう。
見込客のリサーチ方法の4つの方法
何を調べればいいかがわかっても、どうやって調べればいいかってわからないですよね?
なので、僕たちがよくやっている4つの方法を紹介します。
自社リストにアンケート
自分のところに、今まで商品を購入してくれた人の情報(リスト)があるなら、そこでアンケートを投げかけてみましょう。
購入者のアフターフォローにもなるので、このアンケートは月に1回以上投げかけてあげれるのがいいですね。
質問例としては
Q 商品の使い心地はいかがですか?
Q いいところと悪いところを1つずつ教えてください
Q そう思った理由はなんですか?
という簡単な質問を投げかけてあげてください。
ここでポイントなのは一度にいろんなことを聞かないということです。
質問項目が多いだけで回答率はぐっと減ってしまいます。
Q&Aサイト(知恵袋、教えてGoo)
Q&Aサイトは悩みの宝庫です。
強い悩みを抱えているからこそ、文章として情報発信をしているのです。
なので、自分の商品が解決できそうな悩みで調べれば、市場の悩みを調査することができます。
Amazonのレビュー
Amazonのレビューも悩みの宝庫です。
特に低いレビューを見てください。
不満が絶対に書かれています。
なのであなたの商品はここの不満を解消できるものであればいいわけですよね。
これは僕が真っ先にやる調査方法です。
ヒアリング
これはなかなか難しいですが、購入者を対象に、アフターフォローの一環として超苦節話したり、SkypeやZoomを使って話を聞くことができれば、より深い悩みの把握と顧客満足度の向上を期待できます。
ぜひ、この4つの方法を試して、見込客のリサーチを行ってみてください。
市場(競合)のリサーチ
最後のリサーチは市場のリサーチです。
これをやれば売れるアイデアが自然と見るようになります。
4つの項目を見ていきましょう。
直接競合&間接競合
まずは直接競合と間接競合を調べてあげましょう。
直接競合
直接競合とは、全く同じ商品の競合のことです。
浮き輪であれば同業他社の浮き輪、サプリであれば、同業他社のサプリなど。
ここの価格帯や性能を比べることは非常に重要です。
ここが一番のライバルになりますので、最低でも30社ぐらいは比較した方がいいでしょう。
間接競合
間接競合とは、同じような効果をもたらす別の商品の競合です。
浮き輪であれば、ビート板などですね、
同じ「浮く」という効果を持っている他の商品です。
意外と意識していない人が多いのですが、ここも商品を検討する際に比較されます。
ここは100社ぐらい見た方がいいですね。
書籍
次は書籍です。
あなたの商品のことを説明しているような書籍は出ていますか?
もしあればAmazonで見て、どんな切り口で紹介しているのかを見てみましょう。
競合と自分の商品の違いは?
そして、ここまで調べたら、最後に競合と自分の商品の違いを考えてみましょう。
これはあなたの商品価値を明確にするための最も重要な部分です。
リサーチができていないと、ここが出せません。
なので徹底的にリサーチした後に、この部分を練りだしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
売れる商品アイディアの作り方は、徹底的なリサーチからしか始まりません。
リサーチをする前に、、、
- 商品を売る目的
- ターゲット
を決めます。
そのあとに、
- 商品のリサーチ
- 見込客のリサーチ
- 市場(競合)のリサーチ
を行ってくださいね。
今回紹介したような作り方をひとつでもいいので、取り入れてみてからアイディアを考えてみてください。
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