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再生回数は必要なし!?YouTubeで稼ぐための集客導線と動画編集方法とそのコツは?

 2022/03/01 SNS活用術
この記事は約 32 分で読めます。

 

YouTubeを利用して、高額商品やサービスを販売して月に数百万円以上の売上をあげているところは実在します。

 

しかも彼らは、広告を使って集客するわけでもなく、再生回数やチャンネル登録者数を数千も持つような大きなチャンネルでもありません。

 

私たちは、この方法に辿りつくまでは、とにかく動画の数を増やして、より多くの人に注目されるような、タイトルや内容、編集を駆使して再生回数、チャンネル登録者数を増やすことが集客、収益に繋がる最善、最短の方法だと思っていました。

 

ですが、これは間違いでした。
いえ、正確にいうと、間違いではなく、私たちがやってるビジネスには当てはまっていませんでした。

 

Web検索ですぐに見つけられるようなこの手の手法は、再生回数に比例して利益を得るYouTubeアドセンス、もしくは人気YouTuberになりたい人には、もしかしたら今でも有効なのかもしれません。

 

ですが、今回、この記事で共有するノウハウは、そういったことを目的にしている人たちが対象ではありません。

 

お伝えするのは
200~300回程度の少ない再生回数でも、月の売上げが100万円を超えるような動画テーマの考え方やタイトルの付け方、集客方法、マーケティングの仕組み、そして動画編集方法を網羅した内容になります。

 

このノウハウに適した人は

・自社(自分)の高額商品、サービスを持っていて、YouTubeを使って売り上げを上げたい人
・アフィリエイト商品をYouTubeを利用して売りたい人

 

適さない人は

・とにかく再生回数を増やしたい人
・人気YouTuberになりたい人
・売りたい商品、サービスがない人

となります。

 

このノウハウを理解することで得られる7つのメリットは

  • 少ない再生回数、チャンネル登録者数でも売上げを上げるYouTube攻略法が分かる
  • 立ち上げるべきチャンネルの方向性、テーマが決められる
  • 話すべき動画ネタが思う付くようになる
  • 再生されやすい動画タイトルが思いつくようになる
  • 効果的な見込み顧客の集客導線の作り方が理解できる
  • 動画編集テクニックを使って効果的に誘導できるようになる
  • 誘導後の満足度の高い特典動画や、購入後のコンテンツ動画も作れるようになる

 

ここで紹介するノウハウを全部やってみるのもよし、自分に必要なパートだけを集中してやってみるのもよし、あなたのやりやすいように使ってみてください。

 

では、本題に入っていきます。

 

Contents

なぜ少ない再生数で、集客、売り上げが伸びるのか?

 

ハウツー動画では、チャンネル登録者数、再生回数が伸びない理由とは?

まず、ハウツー、ノウハウ系の動画の再生回数が伸びない大きな理由のひとつが、情報、商品、サービスでの差別化が難しくなったことが挙げられます。

 

今や、ほとんどの情報、ノウハウは、ネットの繋がったスマホ一台あれば、どこでも誰でも、無料で手に入るような時代になりました。

その結果、情報の価値は下がり、それに伴い商品は特徴を失い、画一化され、商品価値も下がりました。

 

では、ユーザーは今、何を基準にして商品、サービスを選び購入しているのでしょうか?

 

それは、「人」です。
商品、サービスを提供している「人」です。

 

その人の理念や考え方に共感して、ファンとなり、類似商品、サービスに比較されることなく、購入するようになります。

 

YouTubeは、文字、文章、画像だけでは表現しきれない部分を、リアルにかつ明確に動画にして、それを見てもらいたいユーザーに届けられる仕組みを持った世界一大きな動画メディアです。

 

では、具体的に、YouTubeでどんな内容の動画を配信していけば、ファンとなってくれるのでしょうか?

 

YouTubeでファン化~集客で押さえておくべき動画構成3つのポイント

  • 見込み客が共感するようなストーリー
  • 見込み客の夢を後押しするような動画
  • 失敗や悩みを解決するような動画

 

これら3つのポイントを押さえた動画を配信していくことでファンとなってもらいやすくなり、似たようなサービスがたくさんあるけど「あなただから購入した、参加した」と言ってもらえるようになります。

 

そして、30万円や50万円、それ以上の高額サービスや商品も購入してもらいやすくなります。

仮に、月商目標が100万円であれば、30万円のサービスなら、月に3本、50万円なら2本売ることができれば達成できるわけです。

 

この3つのポイントを押さえた動画ができれば、少数のコアなファンを作るには、数千もの再生回数は必要ないということがお分かりいただけると思います。

 

逆に、この3つのポイントを押さえてない動画では、いくら再生回数が得られたとしても、集客、売上には繋がらないということです。

 

YouTubeでファン化させるための3つのポイントを押さえた動画が理解できたら、次に、高額商品、サービスを売るための仕組みを説明していきます。

 

まずは、見込み客となるユーザーがどういった経由で、あなたのYouTubeに辿りつくのか、その流れを理解しておく必要があります。

 

YouTubeに見込み客が流れてくる流入経路トップ5

5位:外部サイト
4位:チャンネルページ
3位:YouTube内検索
2位:関連動画
1位:ブラウジング

 

5位:外部サイト

外部サイトからのYouTubeへの流入は、おもに検索エンジン(Google、Yahoo!)からのキーワード検索や、ブログ、Twitter、Instagram、Facebook、LINEなどのSNSからの直接誘導などがあります。

 

ここでは、もっとも重要なポイントとなる、検索エンジンからの流入について説明します。

YouTube動画は、Googleの検索結果ページにも表示されます。

 

ですが、すべての検索結果ページに表示されるわけではありません。

検索エンジンが、検索ユーザーの検索意図を汲み取り、動画が必要ないと判断されれば、いくらクオリティが高い動画を作っても、そのテーマでの動画は検索エンジンには表示されません。

 

YouTubeが検索エンジンの結果ページに表示される仕組みと表示意図

 

例えば、Googleで「米津玄師」と検索すると…

このように検索結果ページトップに米津玄師の楽曲のYouTubeが表示されます。

Google検索エンジンの目的は、ユーザーの求めているものを表示させることです。

では、Googleは「米津玄師」と検索してきたユーザーが何を求めていると判断したのでしょうか?

 

Google検索エンジンの判断

米津玄師の歌を聴きたい人。と判断して、米津玄師の楽曲を検索トップに表示させているわけです。

 

では、もうひとつ。

「サッカー」と検索する人にGoogleは何をトップに表示させるでしょうか?

 

検索結果はこちらです。

Google検索エンジンの判断

最新のサッカーの試合結果やニュースなどの情報を求めている人。

そう判断して検索結果ページトップに表示します。

 

では、「サッカー ドリブル」と検索したら、どういった検索結果が出るでしょうか?

Google検索エンジンの判断

ドリブルがもっと上手くなりたいと思っている人
新しいドリブルのテクニックを知りたい人 と判断して

ドリブルテクニックを載せたYouTube動画を検索結果ページトップに表示させています。

 

では、今度は「サッカーグッズ」と検索したらどうでしょう?

もう想像ついたと思います。

Google検索エンジンの判断
サッカーグッズを探している人、購入したい人 と判断して販売ページを検索結果ページに表示しています。

 

この仕組みは、動画だけに限らず、ブログやサイトでも同じです。

Google検索エンジンは、常にその検索キーワードから、ユーザーの検索意図を読み取り、検索結果ページに最適な情報を表示しています。

 

まとめてみますと

Google検索エンジンの検索結果で上位に表示される可能性の高いYouTube動画の属性は、おもに「動き」「音」を求められるようなものであると考えられます。

 

例えば、

話し方、発声方法、作法、身振りなども、検索エンジンの表示対象になるでしょう。

 

誤解して欲しくないのですが、この頁でお伝えしているのは、検索エンジンの仕組みを理解して、なんとかしてGoogleの検索結果ページの上位に表示させましょう。といった意味ではありません。

 

あくまでも、あなたのYouTube動画が、検索エンジンの検索結果ページに表示される対象であるかどうかという判断基準とその仕組みの話です。

 

仮に、検索結果ページに表示させることだけを狙い、あなたのテーマ、コンセプトにマッチしていないような動画をあげてしまったとしたら…

 

後述するYouTubeSEOのひとつの基準の、ユーザーの視聴者維持率の低下やユーザーの低評価に繋がり、結果、売上にも悪影響を与えかねません。

 

ただし、先ほどの例にも挙げたように、「サッカー」ではYouTube動画が検索結果上位に表示されなかったが、「サッカードルブル」「サッカーシュート」などの複合キーワードでなら検索結果ページ上位に表示される場合があります。

 

あなたの商品、サービスで、動画の方が理解しやすい「動き」や「音」が必要とされるものであれば、検索エンジンに上位表示される可能性は十分にあることを理解して、チェックする必要がありますね。

 

 

4位:チャンネルページ

続いて、4番目に多いのがチャンネルページからの流入です。

 

チャンネルページに流入して他の動画を見れるまでの流れ

  1. あなたの何らかのYouTube動画を視聴し興味を持つ
  2. この動画チャンネル(アカウント)には、他にどんな動画がアップされているのか興味を持つ
  3. チャンネルページに飛び、他の動画を視聴する

 

一般的にはこんな流れとなります。

 

チャンネルページとは、こちらです。

動画のチャンネル名(赤枠)をクリックすることでチャンネルページに飛びます。

↓  ↓  ↓  ↓

 

ファン化させるためのチャンネルページ設計

チャンネルページにまで飛んできてくれたということは、あなたのチャンネルに何かしらの興味をもっているユーザーです。

 

では、そんなユーザーにチャンネル登録してもらったり、ファン化させるには、どのようなチャンネルページ構成にしたらよいでしょうか?

 

まず、意識すべきことは

①チャンネルの動画内容に統一性を持たせる

サッカー関連のチャンネルに、野球関連の動画や、サッカーにまったく関係のないプライベートな動画を載せないということです。

よく、あの人気YouTuberがやってた企画だからとか、このテーマの動画が先日バズったからといって、真似る方がいます。

 

繰り返しになりますが、ここでお伝えしていることは、少ないアクセス数(再生回数)で収益をあげる方法です。

ただ再生回数を稼ぎ、バズる動画を作る方法とは、考え方も作りかたもまったく違います。

 

②導線をしっかり作りこむ

チャンネルページに飛んで来た時に、一番に目がつくのが、チャンネルページのトップに表示されている動画です。

こちらですね。

このチャンネルトップ動画の内容をどういったものにするのかが、すごく重要になってきます。

 

ファン化させるためのチャンネルページトップの動画作成のコツ

  • 自己紹介や理念や考え方を伝える
  • チャンネル登録誘導
  • 自分のサービスへの誘導(メルマガやLINE)

 

興味を持ってチャンネルページにまで飛んできたということは、見込み客に近いユーザーと考えられます。

 

そんな見込み客に伝えなければならないことは、チャンネル運営者が何を考え、どんな目的でこのチャンネルを運営しているのかという理念の部分です。

 

そして、その動画内でしっかりとチャンネル登録を促します。興味を持ってくれたら、黙っていてもチャンネル登録してくれるだろうという考えは間違いです。

 

今は、ユーザーの検索履歴から、そのユーザーが好む動画を自動的におススメ動画として表示してくれるブラウジング機能の進化により、チャンネル登録をする習慣のないユーザーも少なくありません。

 

なので、そういったユーザーにもアクションをしてもらえるように、チャンネル登録への誘導は、しっかりと行う必要があります。

 

そして、もっとも大事なのは、集客導線を作るこむことです。
商品やサービスの購入に繋がるメルマガやLINE登録への誘導方法は後ほど、詳しく説明します。

 

 

3位:YouTube内検索

YouTube流入で3番目に多いのがYouTube検索です。
YouTube検索からの検索回数はGoogleに次ぐ第2位のボリュームです。

 

YouTube検索で上位に表示させるには、Google検索エンジンのSEO対策同様に、YouTubeSEOを理解する必要があります。

 

YouTube動画のSEO対策で押さえておく3つのポイント。

  • 魅力的なタイトル
  • コンテンツの質と量
  • ユーザーの評価

 

魅力的なタイトルとは

検索結果一覧に表示された中から、思わずクリックしてしまう魅力的なタイトルにする必要があります。

そのために、まずは、見込み客となるであろうユーザーがYouTube検索窓にどんなキーワードを入力するかを考える必要があります。

 

先ほどの、米津玄師やサッカーの関連キーワードの例のように、検索ユーザーの検索意図を考えることで、見つけ出すことができます。

 

高額の商品、サービスを、購入する人というのは、言うまでもなく、欲求や悩みの深い人たちです。

 

では、そんな人は、どういったキーワードを入れて検索するでしょうか?

それは、関連複合キーワードです。

 

例えば、「ダイエット」という単語を検索する人よりも、より具体的に「産後 脚痩せ ダイエット ストレッチ」と、検索する人の方が、悩みが深いのは想像つきますよね?

 

この複数のキーワードで検索されるキーワードを、ロングテールキーワードともいいます。

 

検索数は、当然、絞られて少なくなりますが、複合キーワードで、検索してくる人の方が、悩み、欲求が深い分、商品を購入してくれる可能性はあきらかに高いですよね。

 

検索ボリューム
ダイエット産後 脚痩せ ダイエット ストレッチ

 

悩みの度合
ダイエット産後 脚痩せ ダイエット ストレッチ

 

私たちが狙うのは、こういった検索数は少ないけど、深い悩みをもったユーザー層です。

言い換えれば、「その悩みが解決できるのであれば、お金を払います。」このユーザー層ですね。

この層の、問題や悩みを解決に繋がるような有益な動画を作ることで、より濃い見込み客を誘導することができるようになります。

 

では、この層が検索するであろうキーワードを盛り込んだタイトルを考えていきます。

 

タイトル付けのポイントは

YouTubeの検索エンジンにも、検索ユーザーに対しても好かれるタイトルでなければならないということです。

 

仮に、YouTubeに好かれて検索結果一覧に上位表示されたとしても、検索ユーザーに魅力的にうつらないタイトルでは、クリックして視聴してもらえませんよね。

 

タイトル付けで注意するポイント

  • 関連複合キーワードが盛り込まれているか
  • ユーザーがクリックしたくなるような魅力的なタイトルになっているか

となります。

 

では、これらのポイントを意識して実際にタイトルを作ってみます。

 

YouTube検索に上位表示され、ユーザーにも好かれるタイトル作成のコツ

 

タイトルの付け方はコツさえ掴めば、そんなに難しいことではありません。

 

では、例を出して説明します。

仮に動画を見て欲しい人がこんな人だとします
↓  ↓  ↓  ↓

Webデザイナーとして就職したい。
でもWebデザイナー未経験者。
そんな私が就職に有利になるデザインスキルが知りたい、学びたい

ここで、この対象者がYouTube検索するであろうキーワードを選定します。

Webデザイナー
未経験
就職
スキル

このあたりになるかと思います。

 

これらキーワードを、YouTubeSEOだけを意識したら、極端な例ですが

「Webデザイナー未経験 就職 スキル」

とかでもいいわけです。

 

でも、これではユーザーには魅力的にうつりません。

そこで、これらのキーワードを上手くつなぎ合わせて、思わずクリックしたくなるようなタイトルを考えます。

 

例えば…

【就職有利】未経験からWebデザイナーになる為の必須スキル10選

【就職】Webデザイナー未経験者が準備しておくべきデザインスキル10選

Webデザイナー未経験者が就職までに身に付けておくべきデザインスキル10選

 

こんな感じでしょうか?

 

タイトル、動画下の説明文に関しては、競合他社の関連動画だけではなく、色んな動画のタイトルをリサーチしてみることです。

そして、思わずクリックしたくなるようなタイトルをピックアップして、メモしておきます。

 

そのタイトルを参考にして、ターゲットとなるユーザーが検索するであろうキーワードを、当てはめて作ってみると、何となく良い感じのタイトルになります。

 

慣れないうちは、何度もタイトルをこねくり回しているうちに、どれが良いのか客観視できなくなってきたりします。

そんなときにおススメするのが、友人、知人などに、そのタイトル候補たちを客観的にみてもらうことです。

 

自分では想像も付かないような、感想や気づきがもらえます。

この第三者目線というのは非常に重要になりますので、タイトル付けの時に、ぜひやって欲しいですね。

 

2位:関連動画

YouTubeは、そのユーザーがチャンネル登録した動画に関連する動画や、ユーザーが見た動画の後に見た動画などを関連づけて、関連動画として表示させています。

この関連動画は、個人のユーザーの視聴履歴などに基づくものなので、ユーザーごとに表示される関連動画は違ってきます。

 

では、動画を関連づける方法を紹介します。

 

動画を関連付けさせる方法

まず、関連動画として表示させたい場所はどこでしょう?

 

それは、
あなたの見込み客が見ていそうなライバル人気動画の関連動画です。

 

もっとも効果的なのは、その関連動画と同じような要素を盛り込むことです。

 

  • タイトル
  • キーワード
  • 説明文
  • タグ
  • カード

 

など

 

もちろん、タイトルや説明文などはまるっと同じにすることは当然ながらNGですが、要素、キーワードを抜き取って、似せたタイトルにします。

 

おススメは、そのタイトルに少しだけデフォルメ要素をいれたりすると、今見ている動画よりもっと凄い内容かもしれないと思いクリックしてもらいやすくなります。

 

余談ですが
YouTuber同士のコラボで、前半はYouTuberAさんのチャンネルで公開して、後半はYouTuberBさんチャンネルで公開というように、チャンネルを分けて配信しているのを見かけることがあると思います。

 

なぜわざわざ前半、後半を別チャンネルで流すのか?と不思議に思うかもしれません。

実はこれはAさんチャンネルと、Bさんチャンネルの関連付けを狙っているわけです。

つまり、Aさんの動画を見ているユーザーの関連動画にBさんの動画を表示させる。
Bさんの動画を見ているユーザーの関連動画にAさんの動画を表示させるという双方にとってメリットになります。

なので、コラボ相手も、同等かそれ以上の人気、影響力がないと、双方のメリットに繋がらないともいえます。

もし、今後YouTuberのコラボ動画を見ることがあったら、そういった目線で見てみると面白いかもしれませんね。

 

 

1位:ブラウジング

YouTubeは常に最適化をはかるために、ユーザーの過去の視聴履歴や検索キーワード、視聴時間、時間帯などのさまざまな行動パターンを分析しています。

 

その分析結果をもとに、YouTubeのホーム画面や、おすすめ動画に各ユーザーの好みに合わせた動画を表示させる機能があります。

 

「ブラウジング機能」といいます。

 

このブラウジング機能からの流入は非常に多く、全体の30%~60%を占めていると言われています。

 

中でも、もっとも多いのが、ホーム画面からの流入です。

 

多くのYouTube視聴者は、YouTubeのホーム画面を経由して、動画を視聴します。

ホーム画面に表示されるようになると、一気に再生回数、チャンネル登録者数も増えます。

 

ちなみに、これは私のホーム画面です。

作業BGMとしてハワイアンミュージックをよく聴くので、それ系の動画が表示されています。

このホーム画面を見ると、その人の好みが分かってしまうので、人に見せる時は注意してください笑

 

では、

ホーム画面に表示されやすい動画の特徴

ユーザーの興味のある関連動画でも、さらに以下のポイントを満たしているようなものを表示しているようです。

 

  • 動画の再生回数が多い
  • 動画の再生時間が長い
  • オリジナリティがあり有益な情報を提供している
  • クリック率7%以上、視聴維持率40%以上ある
  • エンゲージメント率(いいね・コメント)が高い

などです。

 

これらを満たすには、ユーザーの検索意図に合ったタイトル付け、動画内容であることはもちろんのこと、テロップを入れたり、最適な動画時間を考慮して、ユーザーにとってやさしい動画作りを心がけることです。

 

ただ、こちらも再生回数集めだけを狙っても意味がないので、あくまでも仕組みとして理解しておいてください。

 

チャンネルの人気度を見る基準

先ほどもお話したように、チャンネル登録をしないユーザーは一定数います。

 

ブラウジング機能(AI)が進化して、視聴履歴などからユーザーの好みを割り出して、ホーム画面などに表示してくれるので、ユーザーは、わざわざチャンネル登録しなくても、常に見たい動画が表示され、見れるようになったことが、その理由ののひとつになります。

 

これらを考えると、チャンネル登録者の数=チャンネルの人気、評価には必ずしも一致するとは限りません。

 

チャンネルの人気度を見る場合は、登録者数よりも、直近の動画のいいねやコメント数や再生回数をみて判断した方が正確です。

 

少ない再生回数で爆発的な利益をあげる動画編集方法

 

いよいよ動画編集の説明に入っていくわけですが、その前に、どういった内容の動画を作っていったらよいかを考えておく必要があります。

 

ただ、これはすでに絶対的結論がで出ています。

 

それは…

人気のライバルチャンネルの人気の動画内容や構成を真似る。

正直なところ、これに尽きると思います。

 

が、それだけでは、あまりにも不親切なので、補足とコツを説明しますね。

 

まず、高額の商品、サービスをYouTubeで販売する流れを図にして説明します。

ステップ1:見込み客(潜在見込み客+顕在見込み客)に対して、動画で興味付けをさせる。

ステップ2:見込み客をLINEやメルマガに誘導して、教育→セールス

 

このような流れとなります。

 

では、ステップ1でどういった内容の動画を作ればよいのか?

例をあげて説明していきます。

 

例えば、

「産後の女性を対象にした骨盤矯正ダイエットプログラム」を販売するとしましょう。

 

ターゲット層は2つに分けることができます。
先ほどの図でいくと、赤とオレンジの部分ですね。

 

1:産後で骨盤矯正の必要性をすでに気づいている人

この層を顕在見込み客と呼びます。
この層に対しては、ストレートに「産後」「骨盤矯正」「ダイエット」など商品と距離の近い関連動画をあげていけばよいでしょう。

 

2:産後に骨盤矯正の重要性に気づいていない人

この層を潜在見込み客と呼びます。

骨盤矯正の必要性を感じている顕在顧客というのは、すでに何らかの商品、サービスを購入している可能性もありますし、いってみたらライバルとの奪い合いとなりその数は限定されます。

 

そういった意味でも、どんな動画で、この潜在顧客層を取り込むかということがカギとなってきます。

 

潜在顧客を顕在顧客に変える動画内容の一例

 

例えば

対象キーワード 「産後 ダイエット」で、検索してくる潜在見込み客に対して

 

伝えるべき内容:
産後ダイエットは一般的なダイエット方法では、上手くいかない。

 

理由:
なぜなら、産後は、骨盤周りの筋肉がゆるく、骨盤が開いていて、本来の正しい状態になっていないからだ。
仮に、そのままの状態で体重を落とすことに成功したとしても、お尻周りは以前のようには戻らない。

お尻だけが大きかったり、お尻が垂れたり、または太ももの外側が妙に大きく太くなったり、ガニ股になったりと、体型的に問題が出てくるだけでなく、身体にも悪影響を及ぼすことに…。腰痛、ひどい生理痛、便秘、下痢など…。

 

と、こんな内容をイラストや写真を使ったりして、潜在見込み客に骨盤矯正の重要性に気づいてもらえるような動画を作ります。

 

潜在見込み顧客を顕在見込み顧客に引き上げをするわけです。

このように悩みや問題に気づかせてあげられるような動画を作っていくことです。

 

まずは、関連する動画やサイトなどから、情報をインプットして、うまく骨盤矯正に繋がるような動画を作っていきましょう。

痩せるだけのアプローチだけでなく、姿勢や体調などからのアプローチもありでしょう。

関連する動画やサイトを見ていくことで、さらにたくさんのテーマが浮かんでくるはずです。

 

特に、ライバルとなる商品の販売ページや、アプローチ方法を徹底的に調べることです。

そこに、あなたオリジナル、キャラクターを乗せることで、共感を呼べる動画が作れるよになります。

 

ここを踏まえて、じゃあ、具体的にどのように動画編集していったらよいかを説明していきます。

まずは、動画の内容の前に、パッと見でクリックして見たくなるようなファーストビューを考えることが必要となります。

 

いくら、内容が良かったとしても、クリックして、再生してもらわなければ、意味がありませんよね。

 

では、どんなことに気をつけていけば良いでしょうか。

まず、先ほど説明した、魅力的なタイトルです。

 

そして、もうひとつがサムネイルです。

 

思わずクリックしてしまうサムネイル作成のポイント

 

各ジャンルの共通するデザインを探せ

まず、すべきことは
ライバルとなる動画のサムネをスクショして集めることです。

 

その集めたサムネ一覧を見て共通するデザインを見つけてみてください。

例えば、
上のスクショのストレッチであれば、ストレッチしてる人の姿と、12分とか9分とか時間が共通して入っていますね。

ヒーリング音楽であれば、風景画像が多く、文字も少な目で色合いも落ちついた感じでまとめてあります。

 

このように、必ず各ジャンルに共通するデザインがあります。

ユーザーは、このように雰囲気で選んでいます。
なので、そのジャンルに合ってないようなデザインにすると、ユーザーは「なんとなく違う…」と感じ、それだけで反応が落ちてしまいます。

 

とにかくサムネに関して同じジャンルで上手くいっている人気動画のサムネを真似てください。

 

ファーストコンタクトで興味を持ってもらうポイントは、タイトルサムネこの2点です。

魅力的なタイトルとサムネを見てユーザーがクリックをして視聴をはじめます。

 

その時に気を付けるべきポイントと離脱をさせたいための動画編集テクニックをこれから説明していきます。

 

オープニングで視聴者に興味を持たせる編集方法

 

視聴者の離脱率がもっとも高いのは、見はじめのタイミングです。

ちょっとだけ見て、その動画が見る価値があるかどうかを判断します。

では、この動画を見たい!と思ってもらうにはどうしたらよいでしょうか?

 

それは、ハイライトを入れるということです。

言葉で説明するよりも、実際に上手にハイライトを入れている動画をいくつか紹介します。

 

はじめの数十秒を見てください。

最初の15秒間

 

最初の10秒間

 

最初の50秒間

 

このように、動画のオープニングに概要を、コンパクトにまとめて流すということです。

 

挨拶から始まり、本編に入るまでに数十秒から数分を使っている動画をよくみかけますが、これは非常にもったいないです。

ユーザー心理を考えたら、この動画は自分にとって必要か、新しい発見がありそうなのか…など、動画の内容を1秒でも早く知りたいはずです。

 

そして、自分にとって不要だと思ったら、1秒でも早く、閉じたい。そう思っています。

だからこそ、このオープニングのハイライトは非常に重要なポイントになります。

これも、上手なハイライト動画の作りを真似ることが一番の近道になります。

 

離脱されにくいテロップの入れ方

 

次に重要となるのがテロップ入れです。

テロップはもはや、必須です。

 

動画視聴する環境はユーザーによって様々です。

 

  • 音が出せない環境
  • 時間がないから、早送りで見たい
  • 飛ばしながら、重要なところだけ見たい

など色々とあります。

 

これらの問題を解決できるのがテロップです。

特に、ビジネスやノウハウ系の動画は必須です。

 

テロップがないと、見終わったあとも

「勉強になることを言ってたけど、なんだっけ…」と記憶に残りにくくなります。

 

テロップを入れるだけで、その記憶効果は格段にあがります。

そして、YouTubeSEOの観点から言っても、再生回数や平均視聴時間やシェア率やクリック率がテロップなしと比べても高いという結果が出ています。

 

また、YouTubeはAIにより、テロップを読み取って、動画の内容を認識しています。

これもYouTubeSEOとしても有効だと考えられます。

とは言え、テロップ入れを手動で行うとなると面倒で時間のかかる作業になります。

 

そこで紹介したいのが

 

【超時短】テロップを自動で入れてくれるAI搭載の音声認識アプリ

Vrew(ブリュー)です。

 

【参考動画】こちらのYouTubeでVrewの説明をしています。

 

動画編集のポイントは、いかにストレスをなくし、時間を短縮するかです。
こういった作業効率を高めるツールは、他にもありますので、積極的に使ってみることです。

 

 

離脱を防ぐテロップ入れのポイント

基本2行までにすることです。

3行以上になると、読むのが面倒だという心理が生まれ、離脱の原因にもなってきます。

 

視聴者ファースト・やさしいジャンプカットテクニック

 

視聴者というのは、常にテンポよく、より早く動画を見たいという欲求を持っています。

 

あなたは動画を見ていてこんなストレスを感じたことはありませんか?

  • 同じ動作の繰り返しで退屈する
  • 意味のない場面が長いくてイラっとする
  • 会話に「え~」とは「う~」とかがやたらと入り気になって内容が入ってこない…

 

これらをジャンプカットという編集テクニックを使うことなく、視聴者のストレスをカットすることができます。

 

では、ジャンプカットのテクニックをまとめた動画を紹介します。

ぜひ、シーンに応じたテクニックを取り入れてください。

 

5つの必殺、動画ジャンプカットテクニック

 

 

視聴者にやさしい画像を入れて離脱率を下げる

文字や言葉だけでなく、画像などを積極的に入れて視覚的に訴えられるようにすることです。

 

画像の情報量は、文字の7倍程度と言われています。

単純計算で文字で説明すると7分かかるものを画像であれば1分で説明ができるわけです。

 

7分もの文字や音声など、なかなか集中して聴けません。

そういった点でも、要所要所に画像が入っていることは、ユーザーにとってもやさしい動画になります。

 

ハイライトにしても、テロップ、画像入れに関しても、すべては視聴者にやさしい動画作りを心がけることですね。

 

 

反応率を劇的に上げる誘導方法

 

チャンネル登録やいいね、コメントを促している動画はたくさんあります。

ですが、上手に誘導をしている動画は多くありません。

 

あなたも、こんなイケてない誘導をしていませんか?

 

  • チャンネル登録お願いします。
  • いいねクリックしてくださいね。
  • コメントお待ちしています。

 

いたって普通ですが、これでは、なかなかアクションしてもらえません。

では、どのような誘導をしたら、アクションしてもらえるでしょうか?

 

チャンネル登録誘導を促す魔法のことば

それは、そのアクションを起こす理由をけることです。
あくまでもユーザーがアクションを起こす理由。

 

簡単にいうと、このアクションをしないと、あなたは損をしますよ。といったメッセージを入れることです。

 

ただ「チャンネル登録お願いします。」だけでは

「え?なんでチャネル登録しないといけないの?」といった気持ちになる人もいます。

 

では、これを

「今後の動画を見逃さないためにもチャンネル登録してね!」

としたらどうでしょう?

このように理由付けをすることで、チャンネル登録しないといけないといった心理になりますよね。

 

いいねを促す魔法のことば

いいねクリックも、「いいねクリックしてくださいね。」だけでは、なんでいいねを押さないといけないの?って思う人もいます。

ここにも理由を付けてあげます。

 

「いいねクリックして応援お願いします!」

「いいねクリックしてこの動画を広めてください。」

 

とすればどうでしょうか?

その動画がいいものであれば、応援しようかなとか、他の人も見て欲しいといった心理が生まれます。

 

コメントを促す魔法のことば

「コメントお待ちしております。」も同様で、「なんで?」って心理が生まれます。

 

でも、これを

分からないことがあれば、質問してね。
いただいたコメントには全部、目を通しています。

 

とすればどうでしょうか?

承認欲求の高い人には劇的に刺さります。

 

新しい気づきがあったらコメントで教えてね ってのもいいですね。

よりコメントをしたくなります。

 

そして、それを見た、第三者は、こんなにたくさんのいいコメントが付いている。きっといい動画チャンネルに違いないと思ってもらえます。

 

専門用語でいうとUGC(User Generated Content)の効果です。

UGCとは一般ユーザーが生成したコンテンツのことで、コメントもUGCのひとつで、こういった一般ユーザーの声というのが、一番信頼性に高く説得力があります。

 

コメントは、動画の価値を後押しする重要なコンテンツになります。

ぜひ積極的にコメントをくれるように促してください。

 

いい動画、チャンネルだったら、チャンネル登録をするのが当たり前だと思う人もいれば、言われなければチャンネル登録をすることに気づけない人もいます。

 

このあたりも、常に視聴者目線にたって考えることが重要ですね。

 

さらに誘導に効果的なテクニックとしては

言葉だけの誘導ではなく、登録ボタンやバナー、矢印、アイコンなど動くアニメーションを使っての誘導するとで、より目立たせることができます。

 

【集客効果抜群】使えるLINE、メルマガ登録誘導フレーズとタイミング

LINEやメルマガへの誘導は、動画に限らず共通するタイミングがあります。

それは、感情が高まったとき、共感、感動した時とか、この人のことをもっと知りたいと思った時に誘導することですね。

 

この具体的なタイミングは、動画の最後です。

 

まだ何も見ていない冒頭でLINEに誘導しても、興味を持ってもらえないどころか、空気の読めないやつって思われて離脱の原因にもなりかねません。

 

では、そんな感情が高まった時に、どういった言葉で誘導したらよいでしょうか?

この時に、先ほどのチャンネル登録、いいね、コメント誘導の時と同様に、LINE、メルマガに登録するメリットを伝えることです。

 

例えば、

  • LINE登録することで、こんな特典が付いてきます。
  • 今回の動画でお教えできなかった情報を、LINEにてお伝えしております。
  • この続きはLINEでお伝えします
  • 動画では話せないことをLINE登録者限定でお伝えしております。
  • LINEで個別の相談を受け付けております。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

常に、視聴者目線で考えることがポイントです。

 

対象をしっかりと絞って、その対象となる視聴者(見込み客)が喜んでもらえる情報、欲している情報は何なのか?

 

その情報を、どういった動画編集をすれば、視聴者がストレスなく動画を見てもらえるのか…

いつも、この目線でYouTubeに向き合えばおのずと結果に繋がってきます。

 

今回お話した内容には、マーケティングの要素がかなり含まれています。

YouTubeに限らず、今後どんなビジネスをするにもマーケティングのスキルは必須になります。

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