【2019年版】Googleアナリティクスの使い方と設定方法

From.羽田野哲平
名古屋の事務所より、、、
こんにちは、ニュースパイラルの羽田野です。
今日は、Googleアナリティクスの使い方と設定方法をお届けしようと思います。
僕らはWEBを使った集客が得意で、僕らの会社の拠点となる名古屋でセミナーを主催したときは、1500名の集客に成功し、ありがたいことに新聞にも掲載されました。
WEBを使ってこういった結果を出すために重要なのは、日々の修正と改善です。
あなたがWEBを使ってビジネスをするなら絶対に欠かせないデータの計測の方法をお伝えしていこうと思います。難しく見えるかもしれませんが手順は非常に簡単ですので、難しいかどうかは実際にやってみてからやってみてくださいね!
Contents
Googleアナリティクスでできる5つのこと
まずはそもそもGoogleアナリティクスでは一体何ができるのか? というと本当に色んなことができます! その中で特にすごい5つを挙げるとこんなところです。
- リアルタイムの状況がわかる
- ユーザーの属性がわかる
- どの経路から来たのかわかる
- ページ内でのユーザーの動きがわかる
- WEBページのボトルネックがわかる
どうですか?
凄いですよね。実際の見方は後程ではしますので、早速設定のやり方を解説していこうと思います!
Googleアナリティクスの設定方法
設定は3つの手順で完了しますので説明をしていきますね。
ステップ1:Googleアカウントの作成
まずはGoogleアカウントを作る必要があります。
持っている方はステップ2に進んでください。
持っていない方はこちらのリンクをクリックして、アカウントを作成しましょう。↓
https://support.google.com/accounts/answer/27441?hl=ja
リンクをクリックすると、こういった画面になりますので、「Googleアカウントを作成する」をクリックして、指示通りに進めましょう。
「名前」と「ユーザー名」、「パスワード」を入力しましょう。
ユーザー名に設定した部分がGmailのアドレスとしても使用されることになります。
ステップ2:Googleアナリティクスの登録
Googleアカウントが作成できたら、次はGoogleアナリティクスに登録をします。
こちらのページを開きながら進めてくださいね↓
https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/analytics/
右上の「アナリティクスにログイン」という部分をクリックしてください。
そこで、先ほど作成をしたGoogleアカウントでログインをしましょう。
そうすると、「Google アナリティクスの使用を開始」という部分があるので、「登録」をクリック
次は初期設定を入力します。
アカウント名やウェブサイトの名前は、あとで見て何のデータを計測しようとしていたのかがわかる名前にしましょう。
業種やタイムゾーンはあなたに合うものを選択してください。
ここで注意するのは、ウェブサイトの URLです。
URLは「https://」か「http://」で始まっているのですが、入力する際はその部分は不要です。
例えば、このブログサイトのトップページは
https://the-marketing.org/
なので、ここに入力するのは、
the-marketing.org/
のみでOKということです。
そしてもう一つ知っておいて欲しいのは、ここで作るプロパティは管理したいWEBサイトの種類ごとに作るということです。ちょっとイメージしにくいと思うので、少し説明をすると、
僕らは、色んな商品の企画をやっています。その際は、
https://the-marketing.org/(企画名)/(ページ名)
みたいなリンクを作成しています。
あなたが企画ごとにGoogleアナリティクスを導入したいのであれば、
the-marketing.org/(企画名)/
の部分までを「ウェブサイトのURL」に入力し、ウェブサイトの名前に企画名を入れると間違った情報を計測してしまう可能性が減るので管理がしやすいです。
ステップ3:WEBページにアナリティクスを導入
さて、ここまででアナリティクスの登録は終わりましたが、これだけでは機能はしません。ちゃんとWEBページとの紐づけをしないといけませんね。
そこで用意して欲しいのが「トラッキングコード」です。
Googleアナリティクスの「設定」をクリックするとこういった画面になりますので、「トラッキング情報」をクリックしてください。
そこで「トラッキングコード」をクリックするとこのような画面になります。
この画面に表示されている
<!– Global site tag (gtag.js) – Google Analytics –>
から始まっている文字列がトラッキングコードです。
これを指定のページに埋め込むことで、Googleアナリティクスで計測ができるようになります。
では埋め込み方をHTMLの場合とワードプレスの2つのパターンで説明をしていきます。
わからない方はこちらのページをそのままデザイナーに渡してください。
HTMLの場合
<body>のすぐ下に埋め込みましょう。
赤枠の部分です。わからない方はHTMLが使える方にこのトラッキングコードとこの画像を見せてあげてくださいね。
ワードプレスの場合
ブログなどをワードプレスで管理している方は下記の手順で埋め込んでくださいね。
ワードプレスの場合必要になるのは、トラッキングコードではなく、トラッキングIDです。
この画像の「UA-」から始まっているものです。
これを取得したら、ワードプレスで「All in One SEO」というプラグインをインストールします。
ワードプレスのメニューバーから「プラグイン」を選択し、検索窓に「All in One SEO」と入力し画像左のプラグインを有効にしてください。
インストールができたら、メニューに「All in One SEO」が追加されますので、そこをクリックしましょう。
下にスクロールをしていくと、Googleの設定という部分が出てきますので、そこの「Google アナリティクス ID」に先ほど用意したトラッキングIDを入力すれば、ワードプレスとの連携は完了です!
これで、データ計測ができる状態になりましたので、実際の見方を説明していきますがその前に、管理者を追加して、複数人で管理したい方には共有のやり方をお伝えしておきます。
複数人で一緒にデータを見るための管理者追加のやり方
たまに「複数人で同じデータをチェックしたいのですが、一緒にアカウントを使わないといけませんか?」と聞かれますが、そんなことはありません。
あなたが一緒にデータを見たい方が、Googleアカウントを持っていればすぐに共有することができます。
同じく「設定」の部分から「ユーザー管理者」をクリックしましょう。
そうするとこういった画面になりますので、右上の+をクリックして、「ユーザーを追加」を選択してください。
ここで追加したい相手のメールアドレスを入力し、付与したい権限を選びましょう。
権限の付与をどれを選ぶか基準としては、
あらゆる権限をまとめて渡したい!という方は
☑編集
☑共有設定
☑表示と分析
☑ユーザー管理
ユーザーを勝手に追加したり、削除されたりするのが怖い人は、
☑編集
☑共有設定
☑表示と分析
データの編集などをされたくない場合は
☑共有設定
☑表示と分析
データを見るだけでいい人には
☑表示と分析
の権限を付与していただければと思います!
もちろん付与した後に変更も可能です!
Googleアナリティクスの見方
お疲れ様でした。これで設定が終わりましたね。
では、ここからは、実際のデータの見方について解説をしようと思います。
実際の画面を操作しながら解説している動画もありますので、こちらも合わせてご覧くださいね。
ユーザーレポート
あなたのWEBサイトを見てくれている方がどんな人なのかを知ることができます。
「オーディエンス」の「概要」をクリックしましょう。
例えば、これは僕が新卒入社半年で7900万円を販売したプロジェクトの実際のデータなのですが、その際は日本以外からもいろんな国からのアクセスもありましたね。
他にも
- 性別
- 年齢
- 住んでいる地域
- PCとスマホの割合
なんかも調べることができます。
集客レポート
どんな経路でお客さんを集めることができたのかを知ることができます。
「集客」の中にある「概要」をクリックしましょう。
例えば、
- メルマガから来たのか
- SNSから来たのか
- 広告から来たのか
などなど細かい分析をすることができます。
ただ、後述するパラメータの設定をやっておかないとごちゃごちゃなデータになる可能性もあります。
行動レポート
お客さんがWEBサイト内でどういう行動をしてくれたのかを計測することができます。
「行動」の「概要」をクリックしましょう。
ここから、
- ページビュー数が少なければ、アクセスを増やす
- ページ別訪問数が低ければ、ページからの導線を修正する
- 平均ページ滞在時間が短ければ、動画を組み込む、ヘッドラインを修正する
- 直帰率が高ければ、アクションを求めるボタンを改良する
- 離脱率が高ければ、最後のページから最後に求める行動に繋げる
などの修正案を出すことができます。
コンバージョンレポート
最後は、どれだけ目標を達成できたを計測することができるツールです。
「コンバージョン」>「目標」>「概要」をクリックしましょう。
すると、どれだけの成果を上げることができたのかをデータで把握することができます。
例えば、この企画の場合、
目標1:メールアドレスの登録
目標2:対面の説明会に来てくれる
というものになります。
なので、この表示を見るだけで、
2275人がメールアドレスに登録してくれて、204人が対面の説明会に来てくれたというデータを一瞬で把握することができます。
どうですか?
めちゃくちゃ便利じゃないですか?(笑)
ぜひ、使い方を抑えてあなたのビジネスでも活用してくださいね!
さて、ここまででGoogleアナリティクスの見方について説明をしました。
きっとここまでデータにこだわりたいと思ったということは少しでもWEBページの成約率を上げたいと考えているということだと思います。
もしあなたが成約率の高いページを作りたい!
と思うのであればも成約率の高いページを作るコツをまとめたこちらのブログも合わせてご覧くださいね。
Googleアナリティクス内の用語解説
意外となんとなくで把握して、正確な意味を理解していない人も多いですが、Googleアナリティクスで使われる用語は正しく理解しておかないと、検討違いの数字を意識することになってしまいますので、よく使われる用語についても解説をしていきます。
ユーザー
ユーザーとは、PCやスマホを操作する人です。
このユーザーには、複数回来たひとはカウントされません。
なのでユーザー数では、正確なお客さんの数を知ることができます。
セッション
セッションとは、「サイトに訪問した数」です。
あなたの複数のブログを見るように回っても1セッションです。
サイトを出るまでが1セッションとなるということです。
そして、このサイトを出るの定義はざっくり言うと
- 30分以上操作しなかったとき
- 日付が変わったとき
- 参照元が変わったとき
の3つです。
他は大丈夫だと、思いますが参照元が変わるというのはどのような状態かというと、
最初は検索でブログを見たのに、一度サイトを出て、続けて別の方法(リンクを直接踏む)などでもう一度サイトに戻ってきた場合は、サイトを出たという判定になります。
ページビュー(PV)
PVとは、ページが読み込まれた数です。
もしあなたがこのブログのHPからこの記事を見てくれているのならPV数は2です。
さらに別のブログも読んでくれれば3になりますね。
直帰率
直帰率とは、1ページしか見なかった人間の割合です。
例えば、このブログを読んで、このサイト内の別のブログも読んでくれないと直帰したという計算になります。なので、読者が興味を持って他のブログも見たい!と思ってくれたかどうかを測る指針になります。
計算は、直帰数/セッション数です。
離脱率
離脱率とは、そのページを最後にサイトを離れた割合です。
これは直帰率と混ざってしまう方がいますが、大きく異なるので注意してください。
離脱率は、複数のページを見たんだけど、そのページを最後に離れてしまった人の割合です。
計算は離脱率/セッション数です。
セッション継続時間
セッションとは、その人がサイトを見ていることでしたね。
なので、セッション継続時間とは、その人がサイトをぐるぐる見ている時間ということです。
ただし、ここで要注意なのが、「最後に閲覧したページの滞在時間は含まれない」ということです。
つまり、直帰した人の滞在時間はわかりませんし、離脱をしたページの時間はわかりません。
例えば、あなたがこのブログ(仮にAブログ)を見て、次に見たブログBで離脱をすれば、
Bの時間は加算されず、Aのブログの時間だけがセッション継続時間として計測されます。
トラフィックチャネル
トラフィックチャネルとは、ユーザーがどうやってあなたのブログにたどり着いたのかを計測する方法です。それぞれ見慣れない英語が並んでいると思いますので、ちょっと解説をしますね。
Organic Search
GoogleやYahoo!で自然に検索をしてたどり着いた人の割合です。
Paid Search
リスティング広告などの流入の割合です。
ただ、Googleの広告アカウントとアナリティクスのアカウントが連携してないと計測はできませんので調べたい人は要注意
Direct
リンクを直接入力したり、お気に入り登録からの流入の割合です。
なんの設定もしないとEmailに貼ったリンクからの流入も全部これになります。
Emailからの計測もしたいという方は、後述するパラメータの設定をしてください。
Referral
他のブログなどから紹介から流入です。
Social
SNSから流入です。
などなど、世界で使われる400以上のSNSが自動で分類されます。
これを使うときに要注意なのが、SNS広告を何の設定もせずに使うとsocialに分類されてしまいます。なので、分けて計測したい場合はパラメータ設定をしておきましょう。
Display
バナー広告からの流入です。
socialの欄でお話しましたが、Facebook広告を使う際はパラメータを設定しないとsocialに分類されるので要注意です。
メールからの流入です。
メルマガなどを日々送る人には欲しいデータですね。
Other
計測できなかった流入です。
おそらくパラメータの設定ミスで起こります。
パラメータの設定方法
さて、パラメータの設定という言葉がちょこちょこでてきましたが、この測定をやりたい方はこのURL作成ツールを使用しましょう↓
https://ga-dev-tools.appspot.com/campaign-url-builder/
英語で難しいかもしれないので使い方を画像で解説しますね。
クリックすると、こういった項目を入力する画面が出てきます。
Website URL:自分が誘導したいURL
Campaign Source:媒体の名前を選びましょう。WEBなら「google」など
Campaign Medium:どこからのトラフィックからと設定したいかを設定しましょう
自然検索
organic
メール
アフィリエイト
affiliate
有料検索
ppc
ディスプレイ
display
ソーシャル
social、
Campaign Name:Facebook広告やTwitterなど、何用のリンクかわかるように設定しましょう。
これ生成したリンクです↓
https://new-spiral.com/?utm_source=google&utm_medium=email&utm_campaign=blog
説明のために仮にEmailから流入としていますが、これをメルマガなどに貼れば勝手にGoogleアナリティクスでメルマガからの流入だと計測できるというわけです。
アナリティクスと合わせて、このURL作成ツールの使い方を抑えるとより細かいデータ計測ができるようになりますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回のブログでは、Googleアナリティクスの使い方と設定方法について解説をしました。
ぜひ、あなたのWEB戦略の良し悪しを把握し、もっと大きな成果を上げていただければと思います。
よく、Googleアナリティクスを設定しただけで終わってしまう方がいますが、それでは非常にもったいないです。こまめにデータを見て、そしてただ見るだけではなく、修正と改善を繰り替えるためのデータなんだということを忘れないでくださいね。
ページに問題があると感じた方は、こちらのブログを参考に修正をしていただくと反応の高いページが作れると思います↓
