1. TOP
  2. WEBマーケティング
  3. プロダクトローンチのメリットとは?爆発的に売り上げを上げる方法と構成・事例を徹底解説!

プロダクトローンチのメリットとは?爆発的に売り上げを上げる方法と構成・事例を徹底解説!

 2022/02/09 WEBマーケティング ビジネスモデル
この記事は約 33 分で読めます。

 

プロダクトローンチを聞いたことはあるけど、実際にどれだけ効果があるのかわからない。

そんな方もいるのではないでしょうか?

 

プロダクトローンチはアメリカのマーケッター、ジェフ・ウォーカーが開発したマーケティング手法です。

 

簡単に言えば、見込客を集めて教育していき、その後に販売をして爆発的な売り上げを上げるものなんですよね。

そのため、正しく活用することでができれば、従来の販売方法と違って桁違いの売り上げをあげられるのです。

 

とは言っても、どんなメリットがあってどうすればいいのか?

いまいちピンとこない人もいると思います。

 

 

プロダクトローンチのメリットとは一体なんでしょうか?

そして、どのように構成していけば爆発的な売り上げが上がるようになるのでしょうか?

 

 

そこで今回は、プロダクトローンチのメリットとは?爆発的に売り上げを上げる方法と構成・事例を徹底解説!についてお話していこうと思います。

 

 

 

プロダクトローンチとは?

 

 

 

 

まず、プロダクトローンチとは何かお話ししていきます。

 

「プロダクトローンチ」を直訳すると、「プロダクト=製品」を「ローンチ=売り出す」という意味になります。
2つを合わせた「プロダクトローンチ」は「製品を売りだす」ということです。

 

いきなり商品を売るのではなく、最初に見込み客を集めて価値ある情報を伝えて教育し、購買意欲を高めた上で商品を売りだす手法です。

 

またプロダクトローンチは、「横型のセールスレター」とも言われています。

 

セールスレターというのは、インターネットで商品を販売する際に使用するページのことです。
縦長のページでスクロールしていくと、商品のメリットや価値、金額などが書いてあります。ネットの営業マンとも言われていますね。

 

そんなセールスレターを縦長ページではなく、横にして分けていき、それを1つずつ徐々に公開していく。
それがプロダクトローンチです。

 

 

 

 

爆発的な売り上げが出せる秘密

 

プロダクトローンチはなぜ爆発的に売上が上がるのか、その理由をお話ししていきます。

 

先ほど出てきたセールスレターは一般的に活用されていますが、ヘッダーから始まってメリット、価値、価格、クロージングといろいろな要素が詰め込まれています。
そのため、高額商品を売るときほど価値を伝える必要があるため、セールスレターは長くなります。

そうすると、見に来た人全員が全員、最後まで時間をとって読んでくれるとはかぎらないんですよね。
しかし読まれなければ、伝わりませんし理解もされません。

 

そんなセールスレターのように縦型の形ではなく、横型にすることで一気に売ることなく、時間をかけて見込み客との関係性を作っていくことができます。
そのため、人が嫌いな売り込み感はなくなるわけです。

 

販売する商品に関係する情報を分けて提供することで、日にちがたつにつれ期待値が高まっていき、購買欲求がマックスの一番ホットな状態のときに売るので、爆発的な売り上げを出すことが可能なのです。

 

 

売れるマーケティング戦略

 

プロダクトローンチは、インターネットが発達したこの時代に、最も売れるマーケティング戦略といっても過言ではないでしょう。

 

自分でビジネスをしていなくても、毎日本当に多くの人がいつでも情報を発信できます。

 

誰でも情報を発信できるということは、その分一人一人が受け取る情報量もすごく多いということですよね。
そんな時代だからこそ、見込み客から選ばれる必要があります。

 

プロダクトローンチは、まず価値を与えて見込み客との信頼関係を構築していくことになるので、その場限りの関係にはなりません。
また、商品を売るという目的から逆算して構成していくので、他のマーケティング手法とは違って売れる確率が非常に高くなるんですよね。

 

さらに、これは顧客の心理に働きかける科学的アプローチなので、1回限りではなくずっと活用することができるのです。

 

 

通常の商品販売との違い

 

通常の商品販売との大きな違いは、
「いきなり売らずに、見込み客に価値ある情報を与えて購買意欲を高める=教育する過程がある」と「売り込みの要素がない」というところです。

 

通常の商品をリリースする場合は、どれだけ顧客を獲得できるかを重視して、広告費などを投資していくため、商品が販売されてからCMや広告で新発売されたことを告知していきますが、プロダクトローンチは商品の販売前に広告などを出して、質の高い見込み客をより多く獲得するために投資していきます。

要するに商品を売るために投資するか、商品を買う確率が高い見込み客を集客するために投資するかということです。

 

見込み客を集客したら、まずは情報を届けます。情報と言ってもただの情報ではなく、価値あるものでないとお客さんは離れていってしまいます。
価値ある情報を届けることによって、見込み客との関係性を構築することができるわけです。それと同時に期待感が膨らみ、購買意欲を高めることができるんですよね。

そういった過程があるからこそ、商品の販売から数日間で数百万から億単位の売り上げもあがってしまうんです。

 

 

従来の販売は、出会った瞬間いきなり売り込みをしていました。反対にプロダクトローンチはまず、メールアドレスを集めます。
リスト取りと言われることですね。

集めたメールアドレスに対しては売り込みするのではなく、価値を提供をします。

 

いきなり売り込みをしてしまうと、すぐに逃げられてしまいます。それは当然ですよね。人は買い物は好きでも、売り込まれるのが嫌いですから。
せっかく集めた見込み客を無駄にしないためにも、まずはしっかりと信頼関係を築いていく。

信頼関係があれば、仮に新商品が出たという話が来ても、少しは聞いてみようと思ってしまうものですよね。

 

そうすれば、売り込みの要素がない状態で売ることができるのです。

 

 

そして先ほども少し触れましたが、プロダクローンチはセールスレターを縦長ページではなく、横にして分けたようなイメージになります。
このような形にすることによって、例えば8日間に分けて4分割したセールスレターとして見せることができるんですよね。

 

従来の販売手法では、メルマガやブログなどの各媒体から直接セールスレターを見せていました。
しかしこれでは見込み客の興味を引くことはなく、売れるか売れないかになってしまいます。

 

そうではなく、情報を少しずつ出していって見込み客の心理に合わせていくことによって、だんだんと見込み客の期待が高まり、熱中していく。
そのあとにセールスを出すことで、すごい売り上げがあがりますので、狙って結果を出すことができるんですよね。

 

またプロダクトローンチの特徴として、大きく分けて4つのステップがあります。

詳しくは後ほど説明しますが、販売までの手間がかかる分、販売する際にはそれまでかけた手間に見合った結果が返ってくるのがプロダクトローンチの良さでもあります。

 

 

プロダクトローンチを開発したジェフ・ウォーカー

ジェフウォーカー緊急講演 | 小山竜央ブログ

 

 

そもそもプロダクトローンチは、ジェフ・ウォーカーというアメリカのトップマーケッターが生み出しました。
彼は普段、アウトドアスポーツを楽しむ日々を送っています。

 

もともとは、トップマーケッターではなく、専業主夫でした。すごく意外ですよね。
では、どういう経緯でジェフ・ウォーカーはプロダクトローンチを生み出したのでしょうか。

 

彼は専業主夫だったので、幼い子どもを育てながら忙しい日々を過ごしていましたが、心の奥底では「何とかしなければならない」と思っていました。
ある日、奥様が泣きながら仕事から帰ってきました。奥様は大黒柱として自分が家族を養わなければならないというプレッシャーとストレスで押しつぶされそうになっていたのです。

 

ジェフ・ウォーカーは専業主夫として、育児に専念していましたが、何かできることはないかと思いビジネスになるようなことをチャレンジし始めました。
そして、数人の見込み客リストを作成して、情報発信を始めたのです。

 

今では数億円を売り上げるジェフ・ウォーカー。しかし最初はたったの数人のリストからスタートしているんです。
彼は見事、数人のリストで収益をあげることに成功。

 

無償の価値提供から期待値が高め、商品を販売することで、短期間で一気に売り上げをあげるプロダクトローンチは、こうした経緯を経て生まれたのです。

 

 

プロダクトローンチのメリットとデメリット

 

 

プロダクトローンチとはどんなものなのか、どのような効果があるのかはわかっていただけたかと思います。

 

次にメリットとデメリットについてお話ししていきます。

ビジネスで活用するためには、理解しておくことが大切ですので、見ていきましょう。

 

 

メリット

 

 

プロダクトローンチにはメリットが多くあります。

どんな業界でも結果を出せる手法のため、自分のビジネスにもうまく取り入れられるか考えてみてください。

 

では、具体的にどのようなメリットがあるのか?

 

それは、

・爆発的な売り上げを上げることができる

・一気に認知度が高まる

・大量の見込み客が獲得できる

・強い売り込みをする必要がない

・他の販売も楽になる

です。

 

では、プロダクトローンチのメリットを順番に見ていきましょう。

 

 

爆発的な売り上げを上げることができる

プロダクトローンチは先程もお伝えしたように、見込み客の期待値をピークにしてから売ります。
そのため、大きな売り上げを上げることができます。

 

中には、数千万円、数億円を売り上げるプロダクトローンチがありますが、その分広告費もかかっています。
実際に自社でも、いつもプロモーションに何千万という広告費をかけています。

 

しかし、正しいやり方で実践していれば、余裕で黒字にできるほどの結果を出すことができるのです。

 

インターネットだけで、それだけの売り上げを生み出せたらいいですよね。
生身の人間が営業するほど、効率悪くありませんし労力もかかりません。

まだ試していない方は、すごくオススメです。

 

 

一気に認知度が高まる

プロダクトローンチは、広告などのコストをかけて多くの見込み客を集めるため、認知度も一気に高まります。

また、爆発的な売り上げを生み出すことができればそれが実績となり、業界でも有名になれる可能性がありますよね。
多くの人から専門家として見られるようになり、教えて欲しいと向こうからやってくるようにもなります。

 

プロダクトローンチの仕組みを理解すれば、どんな案件でも活用できます。
そのため、実践するたびにブランディングしながら、利益を出し続けていけるんですよね。

 

認知度が高まれば、見込み客の方から来てくれるようになりますし、自然と売れるようになります。

 

 

大量の見込み客が獲得できる

プロダクトローンチでは、まず広告や紹介で大量の見込み客を集めるので、数千~数万リストを獲得することができます。
実際に自社が行ってきたプロダクトローンチでは合計で1万人以上のリストを集めました。

 

よく最初の登録は有料級の特典を用意するので、とても魅力的なオファーになります。

ただ入り口だけ魅力的でも、登録後に必要のない情報が送られてきては意味がありません。
無料だけど価値ある情報を届けていきましょう。そうすることで受け取る側の満足度も高くなります。

 

無料で魅力的な特典や情報が提供されれば、それを受け取る人もふどんどん増えていきます。

 

また、見込み客を集めるために広告を回します。
かかる費用はすごく大きいですが、集まった見込み客にこちらから一斉にアプローチすることができるようになります。

結果的には、大きな売り上げに繋がっていくのでかかった広告費も回収できてしまうんですよね。

 

 

プロダクトローンチが終わってたとしても、自社のリストが増えているので、他の案件や商品のキャンペーンも案内することができます。

そのため一回限りではなく、長期的にビジネスで利益を得ることができるんですよね。
すごく大きなメリットではないでしょうか。

 

 

強い売り込みをする必要がない

先ほどもあったように、プロダクトローンチは興味のある見込み客だけに販売する手法なので、売るときに強いクロージングを行う必要がありません。

価値ある情報を受け取って関係性ができている見込み客は、購買欲求が刺激されているので今すぐ買いたいという状態になっているんですよね。

 

そこで商品の販売を開始すれば、売り込みしなくても売れるのも当然です。
お客さんも自分から気持ちよく買えます。

 

このように必要だと思う人だけに売るので、ターゲットが大きくずれていることなく、販売までの過程が正しくできていれば、スムーズに売れていくのです。

 

 

他の販売も楽になる

プロダクトローンチは一度仕組みを組み立ててしまえば、その後別の商品やサービスの販売でも応用することができます。

そのため、商品やサービスごとにその都度マーケティングの仕組みを構築する必要もなくなるんですよね。
無駄な労力もかからなくなります。

 

成功事例作ってしまえば、他の販売も非常に楽になるのも大きなメリットですね。

 

 

デメリット

 

 

 

ここまで、プロダクトローンチのメリットを紹介してきました。

メリットを見るとやらなきゃ損!だとわかると思いますが、当然メリットがある分、デメリットも存在します。

 

デメリットは、

・広告費・外注費などのコストがかかる

・手間もかかる

です。

 

では、それぞれ詳しく解説していきます。

 

 

広告費・外注費などのコストがかかる

デメリット1つ目は、コストがかかること。

 

プロダクトローンチを成功させるための最初のステップとして見込み客を大量に集める必要があります。
そのためには広告を出して集客をしなければいけません。

 

例えば、1人のアドレスを獲得するのに1000円のコストがかかれば、1000人集めた場合は100万円が広告費として発生します。

 

無料のSNSなど費用が発生しないものでリストを集めることもできますが、どうしても一定の期間で集めようとすると限界があります。
当然、見込み客の数が少なければ、大きな売り上げを上げることはできませんよね。

 

そのためには、いくらまで予算として支払いできるかしっかり把握して、ある程度の予算を用意する必要があります。

 

 

また、プロダクトローンチをやるにあたって、ページを書くコピーライターや動画を作成するために動画編集など、外注の力を借りる必要も出てきます。

 

広告費だけでおおきなコストがかかるのであれば、外注費はかけたくないから自分で出来る限りできないかと考える人もいるかもしれません。
確かに自分である程度できれば、その分外注費に充てるコストはかからないでしょう。
しかし自分1人で全部やるより、専門家であるプロの人たちに依頼することで一つ一つのクオリティが高いものを生み出せますし、スムーズにプロダクトローンチをすすめていくことができます。

 

そのためには案件をすぐに依頼できる各専門家の人たちと周りで繋がっておくといいですね。

コピーライター、デザイナー、動画編集、広告運用担当、カスタマーサポートなど色々な部分が必要になってきますので、プロに依頼するということも頭に置いておいてください。
何でもかんでも自分がやるよりも、外注することで負担をかけることなく、自分自身のパフォーマンスも最大限に発揮できるでしょう。

 

 

 

手間もかかる

次に、手間がかかるということです。

 

プロダクトローンチを行うにあたって、オプトページ、メルマガ、LINE公式アカウント、動画、セールスレターなどを準備しなければいけません。

これだけのものを準備するだけでもコピーライター、デザイナー、動画編集者、カスタマーサポートなど様々な分野の人が関わることになるわけです。

 

実際にそれぞれを作成し、準備が整うまで時間がかかります。

 

このように手間はかかってしまいますが、その分売り上げというリターンは大きいです。

 

 

 

プロダクトローンチがよく活用される業界

 

 

 

ここまでプロダクトローンチの特徴からメリット・デメリットまでお伝えしてきました。
では、実際にどんな業界で活用されているのでしょうか?

 

それは、以下のような業界のプロモーションです。

 

・ビジネススクール
・情報商材
・映画
・美容商品

 

他にもありますが、ざっと見ると多くが無形商品ですね。

そしてメリットやスペックをイメージしにくいことが共通しています。

 

プロダクトローンチはいきなり売るのではなく、時間をかけて概要からメリットなど情報を届けていきます。
そうすることで、見込み客の知識レベルを上げていくと同時に興味と関心を持たせて、商品を売れやすい状態にすることができます。

 

そのため、パッと見では内容があまりピンとこない商品、サービスほどプロダクトローンチは合っているということですね。

 

 

 

プロダクトローンチの構成と4つのステップ

 

 

 

プロダクトローンチの構成は大きく分けて4つのステップになります。

 

・見込み客を集める
・教育
・商品、サービスの販売
・フォロー

 

それぞれどういうことか後ほど、具体的に説明しますね。

 

 

プロダクトローンチを行う具体的な構成と方法

 

ここからはプロダクトローンチを行うにあたってどのような構成で進めていけばいいのか、具体的に解説していきます。

 

・魅力的なコンセプトを作る
・シナリオ作成
・各コンテンツの作成
・見込み客を集める
・価値を提供して信頼関係を構築する
・商品を販売する
・販売終了後のフロー

 

というような流れになりますので、順番に見ていきましょう。

 

 

魅力的なコンセプトを作る

 

 

 

まずは、プロダクトローンチ全体のテーマであるコンセプトを作っていきます。

基盤となる部分になりますので、ここがしっかりと定まっていなければ売れなくなってしまい、無駄な労力とコストをかけることになってしまいます。

 

コンセプトは、動画のシナリオや作成する各種ページに影響を及ぼします。そのため、一番最初にこちらをしっかりと練り込む必要があります。

 

コンセプトの具体的な作り方は、以下の記事で解説しておりますので、是非ご覧ください。

商品開発には必須!コンセプトの作り方って?

 

 

シナリオ作成

 

コンセプトができたら、次に全体のシナリオを作成します。

 

プロダクトローンチは、興味を持つ→信頼する→購入するという流れを1つのシナリオとしているんですよね。
そのため、それぞれの部分が連携することで、集まった見込み客は自分から買いたいという流れができるわけです。

 

では、実際にどうやってシナリオを組み立てていくかといいますと、まずは3つのWhyに回答できることです。

それが、

・なぜ、コンテンツを提供するのか?
・なぜ、見込み客はその商品を買わなければならないのか?
・なぜ、商品提供側に販売する資格があるのか?

です。

これらの要素をいつどこで伝えていくのかを構成していかなければいけません。

 

 

また、無料コンテンツ自体が問題解決になっており、分かりやすいストーリーになっていることが重要です。

無料コンテンツといっても、何も価値を感じないような内容であれば誰も見なくなりますし、信頼関係を構築することはできません。
決して出し惜しみはせず、誰が見ても価値のあるものにしましょう。

 

また見た人が理解しやすいように、事例やデータもうまく入れることで記憶に残るシナリオになります。

 

 

各コンテンツの作成

 

 

 

シナリオ作成ができた後は、実際にコンテンツを作成してきます。

 

どういったものがそれぞれ必要になってくるのか、一般的なプロダクトローンチのコンテンツの種類を順番に説明していきます。

 

 

集客用

見込み客を集めるために、オプトインページが必要になります。
集客の入り口となる部分ですね。

 

見た人に興味を持ってメールアドレスを登録してもらえるように、こちらのページに提供するコンテンツの内容とコンセプトを記載します。

また登録するメリットがなければいけませんので、登録後にもらえる特典なんかもこのページに記載しておくと登録率が上がります。

 

オプトインページの具体的な作り方は、以下の記事で解説しておりますので、是非ご覧ください。

顧客を獲得できるオプトインページの作り方とコツとは?

 

 

教育用

教育用として必要なコンテンツは特に指定はありませんが、一般的には動画が多いです。

動画であれば視覚と聴覚で情報を得るので、内容が伝わりやすいのはもちろんのこと、話している人の人間性や想いも伝わりやすいです。
そのため、共感・信頼を得るためには適しています。

 

しかし、プロダクトローンチは動画を届けるのが目的ではなく、いかに価値ある情報を提供するかです。
価値ある情報を提供できれば、レポートでも書籍でもOKです。

 

 

販売用

販売するにあたって必要になるコンテンツはセールスレターです。
販売ページとも言いますね。

 

実際にこのページがなければ、商品は売れません。
リアルの販売であれば、営業マンということになりますので、とても重要です。

 

問題提起から始まり、商品紹介、証拠と事例、価格、保証などそのページを見ただけで商品の全貌が分かり、買いたいと思うように構成していきます。

 

セールスレターの具体的な作り方は、以下の記事で解説しておりますので、是非ご覧ください。

売れるセールスレターの書き方(14個のコツとテンプレート)

 

また今なら、この記事をお読みいただいているあなたに、小さな会社が売り上げを爆発的に増やすためのセールスライティングの教科書を無料でプレゼントしています!
受取りはこちら。

 

 

見込み客を集める

 

 

プロダクトローンチで最初にやることは、見込み客を集めることです。

コストをかけてでも、見込み客をどれだけ集客できるかがのちの売り上げに影響を及ぼします。
当然、お客さんの母数が多いほど、売り上げも大きくなりやすいですよね。

 

オフラインのリアルのビジネスであれば、お客さんが増える分対応も必要になりますし、労力もかかってしまいます。
しかし、プロダクトローンチであれば仕組みがしっかりとできていれば、お客さんがどれだけ増えようとも労力は変わらないのです。

 

10人でも1000人でも、情報を送る作業にかかる時間は同じなんですよね。
そのため、大量の見込み客を集めるようにしましょう。

 

 

見込み客を集めるためには、広告やメルマガ、SNSでなどで情報を拡散して多くの人にまず認知してもらう必要があります。
そして、メルマガやLINE公式アカウントなどに登録してもらいます。

 

そこで注意しておきたいことは、メルマガやLINE公式アカウントに登録するメリットがなければ、誰も登録しないということです。

登録してどんなことが知れるのか、またどのような特典がもらえるのかなど、相手にとって登録するメリットがあるかまず考えてみることが大切です。

 

 

教育する

 

 

 

次のステップは、メルマガに登録してくれた見込み客を教育していくことです。

 

興味があって登録はしたけど、内容はいまいちまだ知らない。という人も多くいます。
そこで、いきなり商品やサービスの売り込みをしても、価値や必要性が分からないので売れる可能性は極めて低いです。

 

あなたも価値やメリットがよくわかっていない商品を買おうとは思いませんよね?

自分なりに情報を集めて知識を得たり、他と比較して考えて購入すると思います。(衝動買いは例外ですが)

 

 

だからこそ、メルマガやLINE公式アカウントで必要性や期待が膨らむような価値ある情報を発信していき、見込み客の知識レベルを上げて価値を理解させる=育成していくことが重要なのです。

 

例えば、映画であれば劇場公開前にYouTubeやテレビのCMを通して、特報や予告編を公開しています。

 

まずは特報で先に映像として少し情報を公開し、その後予告編で数分の本編映像を出すことで、公開日に映画を見たくなるように期待値を高めているのです。
私も映画が大好きなのですが、予告編は必ず何回も見ています(笑)

これも見込み客の教育ですよね。

 

他にもゲームを発売するときに、ゲーム雑誌で少しずつ情報を出したり体験版をリリースするなど、多くのところで教育するというステップは活用されています。

 

 

各コンテンツの配信タイミング

 

用意した各コンテンツは、どのようなタイミングで配信すればいいのでしょうか?

 

例えば、コンテンツが3つあれば、

 

1日目:動画(第1話)を公開
3日目:動画(第2話)を公開
6日目:動画(第3話)を公開
10日目:販売

 

というようなスパンで公開していきます。

 

一気に公開してしまうと、まだ見きれていないのにコンテンツが溜まっていってしまうため、全部見るのをあきらめてしまう可能性が出てしまうんですよね。
そのため、動画の公開時期はほどよく空けることが大切です。

 

 

商品、サービスを販売する

 

 

 

教育が終わったところで、いよいよ商品・サービスの販売をします。

 

それまでの情報発信により見込み客の期待値が一番高まっている状態で、一気に売っていきます。

商品・サービスに対して期待でワクワクしているので、売れる勢いもすごいです。

 

ただ、販売のタイミングでも買うか迷って即決できない人もいると思います。
そのため、以下のようなステップに分けて販売すると効果的です。

 

「事前予約開始」→「販売開始」→「延長販売」

 

 

そして販売するときに、より購買意欲を刺激するポイントがあります。
それは、限定性や希少性を活用して行動を起こさせること。

 

例えば、

・本日限定○名様
・購入できるのは○日まで
・明日からは値上げします
・本日限定で豪華特典付き

 

といったようなオファーをするだけで、売り上げは劇的に変わってきます。

 

身近でもそのようなオファーに心が動かされることはあると思います。

アマゾンで何かを買うときに「残り1点のみ」と表示されたり、コンビニで期間限定のおいしそうな味のお菓子が売っていたり、、、

 

自分が興味があるものならば、ついつい買ってしまったのではないでしょうか。

 

それほど、人の心理に大きな影響を与えますのでこのようなオファーを足してみてくださいね。

 

 

販売終了後のフォロー

 

最後のステップは、アフターフォローです。

 

販売まで3ステップがありましたが、プロダクトローンチはただ商品・サービスを売って終わりではありません。
販売を開始した後も見込み客に対して定期的に情報配信をして、フォローしていくことが大切です。

フォローをすることによって、さらに売上を伸ばすことも可能になります。

 

フォローの要点としては、「購入した人へのアフターフォロー」と「購入しなかった人への追加アプローチ」です。

 

 

商品を購入した人

購入した人たちには、商品・サービスを購入した後も情報配信を続けることで、自分たちが大事にされていると信頼関係はさらに高まっていきます。
そのため、別の商品など他の案内もすることができます。

 

また、購入した後に返品依頼を出してくる人も場合によってはいますので、入金後も購入したことが間違いではないという情報を送ったりするなど、継続的にフォローしていくことが望ましいです。

 

 

商品を購入しなかった人

購入しなかった人たちに対しては、追加のアプローチをして新たな結果を生むこともできます。

購入しなかった人たちは決して、商品・サービスに興味がなかったわけではなく、どうしてもタイミングが合わなかったり、お金の問題で決断できなかったりする人もいるのです。
そのため、少し価格を低めに設定した関連商品を案内したりすることで、買ってくれたりもします。

 

売りっぱなしではなく、アフターフォローをすることでお客さんにも好印象を与え、プロダクトローンチのステップで作り上げてきた信頼関係を保つことができるんですよね。

そうすることで、見込み客リストがより質が高くなっていくわけです。

 

 

 

プロダクトローンチの有名事例

 

実際にプロダクトローンチが使われている身近な事例として、

「AppleのiPhone」、「映画公開」、「ゲーム」、「情報商材」があります。

 

では、それぞれ詳しく解説していきます。

 

 

AppleのiPhone

 

 

 

最新iPhoneの発売当日になると、Apple Storeの前に長蛇の列ができている光景。
一度は見たことがあるのではないでしょうか?

 

直接でなくとも、SNSやニュースでよく見ますよね。
まさにあの長蛇の列が、プロダクトローンチの威力です。

 

Appleは、最新iPhoneの発売時期の発表前に機能や形状など、製品のリーク情報を出していきます。

リーク情報が流れるとその情報がSNSなどを通じて拡散されていき、メディアも取り上げます。
リーク情報は各媒体を通じて世の中に拡散していきますので、Appleはコストをかけずに宣伝ができています。

 

リーク情報を小出しで出していき、発売日が近づくにつれて情報の信憑性を上げていくことで、ユーザーの期待感をさらに高めていくのです。

 

そしてついに発売日迎えると、お店に行列ができて続々と品切れになっていくんですよね。

 

無料で興味を惹きたてる情報が出回るほど、期待感があがり発売が待ち遠しくなります。
買ってくださいと売るより、購買心理を刺激したほうが相手から自然と行動してくれますし、圧倒的な効果が得られるのです。

今後も最新iPhoneが発売されるたびに行列ができるでしょう。

 

 

映画公開

 

 

 

映画もプロダクトローンチの手法を活用しています。

 

まず、事前に映画の特報が公開され、その後予告編が流れます。
特報や予告編の公開も短期間で見せるのではなく、ある程度間隔をあけて公開していきます。

 

もっと細かくいいますと、予告編も1種類だけでなく、本編の色々な場面を切り取った予告編が作成されるんですよね。

そうすることで、予告編を見た人は「どんな結末を迎えるんだろう」「すごく面白そう」とワクワクしていくのです。

 

この場合も情報を小出ししていますよね。

また話題作として、メディアに取り上げられることもありますし、映画の公開直前になると出演者たちによって上映会が開催されます。

 

そして、公開日にはお客さんは「ついに、見れる!」という状態になるのです。

 

また映画でも大ヒットを記録した鬼滅の刃をはじめ、予告編だけでなく「主題歌/主題歌担当の発表」、「声優の発表」、「来場特典/グッズ」などを順に公開していくことで、さらにお客さんの熱量を上げることも効果的です。

 

 

ゲーム

 

 

次にゲームです。

ニンテンドースイッチやプレイステーションなどハードもそうですが、ゲームソフトも発売するまでにゲーム雑誌やSNS、YouTubeなどを通して、情報を小出しにして期待感を高めています。

 

最初はどんなゲームなのか、コンセプトを出します。
その後、登場するキャラクターや冒険の舞台、新しく使えるアイテムなど、どんどんゲームがやりたくなるように興味のそそる情報を出していくんですよね。

 

私も興味のあるゲームが発売決定すると、新情報が出るたびにホームページやYouTubeで見てしまいます(笑)
そして「発売まで待てない!」という状態によくなります。

 

あとは情報だけでなく、体験版も大きいですね。体験版はフロントエンドにもあたります。
実際に発売前に、ゲームの一部を体験させることでそのゲームを感覚的に味わえます。

 

そこでクオリティにがっかりしてしまえばダメですが、価値を感じれば余計欲しくなりますよね。

 

よくあるのが、最初のステージだけプレイできるパターン。
あくまで体験版なので、全部はプレイできません。全部プレイできてしまったら売れないですからね(笑)

 

そのため、続きが早くやりたくなるような欲求も刺激することができます。

 

 

情報商材

 

最後に情報商材。

 

情報商材とは、ノウハウや悩みの解決策を動画やPDFでまとめたものになります。

 

これもまず興味を持たせてから、特典の配布や無料で見れる動画コンテンツなどを小出ししていくことで、販売までに購買意欲を刺激しています。
また情報商材以外にも、ビジネススクールや月額コミュニティなどいろいろ無形商品にも活用されているんですよね。

 

ただ、中には商品のクオリティがあまりにも低かったり、顧客対応が酷かったりすることもあります。

そういったときに詐欺の疑いを持つ人もいますが、あくまで原因は販売している商品・サービスや企業の対応であり、プロダクトローンチ自体は詐欺というわけではありません。
いつだって物事の本質を見極めることは大切です。

 

 

ニュースパイラルのプロダクトローンチの事例

 

ついでに、弊社の事例も紹介したいと思います。

 

今まで多くのプロジェクトでプロダクトローンチを活用してきましたが、

 

・新卒が入社半年で売上7900万円
・新卒が10日で売上5000万円

など、大きな売り上げを出すことに成功してきました。

 

見ていただいたら気付くと思いますが、新卒というのがポイントです。

もちろん新卒一人でやっているわけではなく、新卒がメインで他の人も関わって行ったものです。

 

つまり、仕組みさえしっかりとできていれば誰でもプロダクトローンチを成功させることができるんですよね。

 

例えば、売上7900万円を生み出した案件であれば、

 

広告(集客)→ ステップメール(教育)→ セミナー/説明会(販売)→ 講座(商品提供)

 

という流れで行いました。

 

まずは、広告で見込み客を大量に集めます。

登録先のメルマガには、ステップメールをあらかじめ10通ほど設定します。そのため登録後はステップメールが流れ、自動で教育することができます。

 

教育することで、見込み客に価値を理解してもらい、セミナーに行きたくなるように意識付けをします。

そして一通りステップメールで教育が終わったら、セミナーを開催して多くの方が参加してくれました。

 

バックエンド商品である講座は、100万円という高額商品でしたが79人の方に販売することができたのです。

 

 

単価が高い高額商品でもどんどん売れてしまうのが、プロダクトローンチのすごいところですね。

 

 

 

プロダクトローンチを詳しく学べるおすすめの本

 

『ザ・ローンチ』

おすすめ書籍】ザローンチ/ジェフ・ウォーカー(ダイレクト出版) | アフィリエイトで5000万円稼いで独立起業した【志村光一】公式ブログ

 

ザ・ローンチはプロダクトローンチの普遍的なことが書かれています。
プロダクトローンチを開発した、ジェフ・ウォーカー氏の著書です。

 

プロダクトローンチの全体像や具体的なやり方などまとめて学べますので、まずはこちらの本を読んでみるのがいいかもしれません。

 

書籍としては価格が高めな方ですが、これを読んでからプロダクトローンチを始める方がいいと思います。

 

 

 

まとめ

 

プロダクトローンチのメリットとは?爆発的に売り上げを上げる方法と構成・事例を徹底解説!というテーマでお伝えしましたが、いかがでしたか?

 

プロダクトローンチの全貌を理解して頂けたとともに、ビジネスで活用することのメリットも感じられたと思います。

 

 

この手法は、短時間で爆発的な売り上げを作り出すことができるマーケティング手法です。

 

大事なのは4つのステップ。

・見込み客を集める

・教育

・商品、サービスの販売

・フォロー

 

商品・サービスをいきなり売るのではなく、最初に見込み客を集めて価値ある情報を伝えて教育し、購買意欲を高めた上で商品を売りだすことがプロダクトローンチの肝です。

 

また一番大切なのは、いかに質の高い見込み客を集めて関係性を築けるかというところですよね。

価値をどんどん提供し、信頼関係が出来上がれば売れないものなんてありません。
その場だけでなく、今後も長い付き合いとなっていくでしょう。

 

もし、あなたが今までなかなか売れないと困っているのであれば、見込み客の購買意欲を刺激できていないのかもしれません。
そんな不完全な状態で売っても、当然売れずに労力だけが掛かってしまいます。

 

だからこそ、プロダクトローンチを活用してビジネスを設計して頂ければと思います。
そうすることで、売り上げは圧倒的に大きくなっていくでしょう。

 

 

本編でも触れましたが、プロダクトローンチを行うにあたって、オプトページからメルマガ、セールスレターの作成などあらゆるところでライティングが必要になります。

ネットでなんでも情報発信できる時代になったからこそ、ライティング能力は誰もが身につけておくべきものになりました。

 

ただ、今までビジネスで文章を書いた経験がない方は、どう書いていいのかわからないでしょう。

 

そこで今なら、この記事をお読みいただいているあなたに、セールスライティングの基礎が学べるセールスライティングの教科書を無料でプレゼントします!
受取りはこちら。

 

 

 

【売り上げが上がるノウハウ満載!マーケティングに役立つ人気記事】

キャラクターマーケティングの手法とは?成功例と失敗例をご紹介!

O2Oマーケティングとはどんな戦略?オムニチャネル・OMOとの違いや成功事例とは

プロモーション会社が語る、WEBマーケティング戦略の方法

「コラボレーションマーケティング」のメリットは?成功事例もご紹介!

SNSの時代に大活躍!インフルエンサーマーケティングにかかる費用と効果は?

リストマーケティングって何?リストを集めるやり方や稼ぎ方とは

 

 


この記事のタイトルとURLをコピーする

\ SNSでシェアしよう! /

ザ・マーケティングの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ザ・マーケティングの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

newspiral

    コメントを残す

    *

    この人が書いた記事  記事一覧

    • 企業が活用すべきデジタルマーケティングの基本的な手法5つを解説!

    • 爆売れするバックエンド商品の作り方のコツとは?事例も紹介!

    • 漫画マーケティングとは?集客に効果的な理由と事例

    • ライセンスビジネスとは?メリットやデメリット、事例も解説!

    関連記事

    • ペルソナマーケティングとは?意味とペルソナの作り方

    • コンセプトの成功事例から見る広告の作り方とそのコツとは?

    • 客単価と商品単価を上げる7つの方法

    • シェアリングエコノミーの今後はどうなる?事例やメリットデメリットも紹介!

    • セミナー集客のコツと方法は?たった2人で1500名集客できた理由とは?

    • バズマーケティングとは?口コミが広がるポイントと6社の成功事例