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プライシングとは?方法の種類とその事例を紹介!

 2020/08/12 ブログ
この記事は約 8 分で読めます。

おはようございます。

 

皆さんは何かしらのビジネスをしていますよね!

経営者なのか会社員なのかフリーランスなのか、パート、アルバイトなのか、関わり方は違っていても、何かしらのビジネスに携わっていることがほとんどです。

 

ビジネスをしているということは何かしらの商品の供給しているということですよね。

 

サービスなのか製品なのかはわかりませんが、商品を売って買ってもらっていることには変わりありません。

 

さて、商品を売るということは、その商品に値段を付けていますよね。原材料や人件費などのコストに利益を足して価格を出していることでしょう。

 

その価格を付けるときって「なんとなく」では付けませんよね。どのくらいの値段にしたらお客様は買ってくれるかな?利益が出るかな?などなどたくさんのことを考えます。

 

今回はそんな価格設定をするときに欠かせない「プライシング」について事例も交えつつ解説していきます!

 

プライシングとは

プライシングとは、「価格を付ける」ことを指しており、4Pとあらわされるマーケティングミックスのうちの1つです。

 

4Pは

  • Product(製品)
  • Place(流通)
  • Promotion(広告宣伝)
  • Price(価格)

の4つの要素で構成されているもので、マーケティングをするのであればまず最初に取り掛かるべきものと言われています。

企業が立案したマーケティング戦略を、実際の行動に落とし込むときにそれぞれの役割ごとに分けて進めていくのですが、その時の枠組みとして使われる代表的なものが「4P」「4C」です。

 

そんな「4P」のうちのPriceこそが今回紹介するプライシングで、価格戦略に応じて価格を付けていきます。

 

製品やサービスの価格を設定することで、どうすればより効果的、効率的に利益を取れるか?などを考えます。

この時、4Pの他の要素を無視して設定することはできません。利幅を減らして大量に売るか?販売数を減らしてでも利幅を広げるか?など、価格を設定するときにはターゲットや市場について、どう宣伝していくのかなど様々なことを含めて考える必要があります。

 

利幅や売る量に関しては商品によって千差万別で、極端に利幅を下げることもあれば広げることもあります。その間に当たるものは無数にあると言えるでしょう。

 

プライシングの目的

プライシングにはいくつかの目的があります。

その目的をどう達成するか?と考えて価格を設定していきます。

 

この目的達成も4Pの要素を含めて考える部分があり、価格を考えるときにマーケティングミックスを知っている必要があることを表していると言えましょう。

 

売上や利益の最大化

まず1つは売上、そして利益の最大化です。

ビジネスとしては当然ですが、どれほど利益を生み出せるかというのは企業の成長にもかかわりますし、生命線だとも言えます。

 

価格を設定するときに、高くしすぎると数が売れず思うように利益を出せなかったり、反対に安すぎて利益を生めなかったりしては元も子もないですよね。

ブランドの価値や競合の価格設定、原価などを加味して、自社製品・サービスが利益を最大に獲得できる価格を付けていくことが求められます。

 

価格を安定化させる

値上げをしたり、何度も値下げを繰り返している商品を見て、あなたはどう思いますか?

 

「信用できないな…」

と感じますよね。値段変動があるものはお客様からの信頼を失う原因の一つになるのです。

ガリガリ君は非常に安価なアイスとして長年愛されており、税率が上がる関係で値上げをした際に、CMで大々的に謝罪wしていましたね。価格にプライドを持っていたこともあるかと思いますが、それだけ価格に対する信頼度というのは重要なのだということです。

 

市場シェアの維持や拡大に関わる

市場シェアを獲得できれば売上が上がるだけでなく、ブランドイメージに向上もできます。値下げをしなくてもうれるので、値段交渉を突っぱねることもできるのです。商品に対する信頼も上がり、さらに市場を広げるチャンスにすることも可能でしょう。

 

また、市場を広げ、出荷数が増えると商品1つあたりにかかるコストを抑えることができます。そうすると利幅が広がりますので、結果として利益を出すことができますね。

 

競合への対応策に

どんなビジネスも競合がいますよね。他社も様々な特徴を持たせたりして商品を出してきますから、自社も対応していかなければなりませんよね。対策の仕方自体はたくさんありますが、その中にプライシングもあるのです。

 

競合より安い価格にすることで、競合との差別化を図ることができるのです。

 

投資の早期回収

新しいもの好きのお客様に対して、値段を高めに設定するというプライシングを行うことで、初期の利幅を広くして投資を回収することができます。

 

家電や車など、最新モデルの時は値段を高く設定し旧モデルは安く、という形で利益を取っていますよね。

 

 

プライシングの種類と事例

プライシングの目的がわかったところで、実際にどんな方法があるのか気になりますよね。

 

今回はプライシングの種類を事例も交えつつ紹介していきます。

 

コスト志向型価格設定法

まずは多くの人が思いつくであろうコストをもとに価格を考える方法です。

コストに一定の利幅を加えて決めるので一定率の利益を得られますが、市場に受け入れられるかわからないというデメリットがあります。

 

製造業に関しては、製造原価に一定率の利幅、マージンを加えて価格とする「マージン率によるコストプラス法」が用いられます。

飲食店、特に個人経営のお店はこの形をとる店舗もあります。

個人で活動している作家さんもこの形で、商品の製造にかかった原材料費などの出費に利益を足しての価格設定が見られます。

 

流通業ですと、仕入原価に一定率に利幅、マークアップを加える「マークアップ率によるコストアップ法」が用いられます。

スーパーマーケットはこの方法で価格を付けたりしますが、セールなどで後述する需要志向型価格設定法や心理的価格設定法を用いたりします。仕入れた価格に対し、利益を足して価格を決定します。

 

需要志向型価格設定法

お客様の目線で、「これなら買ってもいいかな」と思える価格に設定することです。

 

知覚価値価格設定は、例えば、製造コストが300円のキャラクターグッズがあった時に、このキャラクターのグッズなら500円でも買う!と思っているお客様が多ければ500円に設定するというものです。

 

需要差別型価格設定は、お客様の需要の度合いによって価格を変化させます。わかりやすいもので言えば、映画館のレディースデーや学割、タクシーの深夜料金などがこれに当たります。対象となるお客様や購入する時期が変わるとそれに合わせて需要が変動します。その変動に合わせて価格を設定していくのです。

 

競争志向型価格設定法

競合の価格設定を考慮して値段を決めていく方法です。

競合と同じくらいにしたり安くしたりなど、相手の設定次第で利益を考慮しつつ設定していきます。

逆に、他社よりも付加価値を付けられれば高く設定することもできます。

 

競合が多く、特徴を出しにくいものは特にこの方法をとることがあります。例えば、砂糖、塩、ティッシュ、などの差が出しにくいものはいかに他社よりも安くするか?あるいは付加価値を付けて高くできるか?と考えなければなりません。

ティッシュで言うと、ドン・キホーテやマックスバリューではプライベートブランドで生産して安く売ったりしますよね。

鼻セレブは鼻周りがあれにくいという付加価値がある代わりに値段は高めですがしっかり需要を取れていますね。

 

心理的価格設定法

ブランドイメージなどによって価格を高く設定したり、お菓子などで長年同じ価格で販売されている習慣的なものや、98円など心理的に割安に感じるようにする価格設定法です。

 

シャネルやエルメスなどの高級ブランドでは、ブランドとしての価値も価格に付与しての販売となっていますよね。いわゆるデパコスといわれる高級化粧品なんかもブランドの価値が付与されています。

 

ガリガリ君は長らく60円という価格を習慣的につけていましたが、増税に伴い10円値上げしましたね。その際にCMで大々的に謝罪をしていたのが話題になりました。お客様の心理にあるしみついた習慣から、お客様の心が離れるのを阻止した出来事でした。

習慣化されたものが狂うと人間は避けるようになる心理があることを知ってのことですと、かなり寝られた戦術と言わざるを得ないでしょう。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

 

価格の決め方にもターゲット市場競合需要供給など様々なことを加味して設定していかなければなりません。それらを考慮し、自社の商品にはどうプライシングをしていけば目的を達成できるか?と考えることが大切です。

 

最終的な目標は売上アップですが、それを達成するための目的を達成していきます。そのための手段の1つがプライシングだと言えますね。

あくまでもマーケティングミックスの一環なのでそれを忘れないようにしましょう。

 

それでは今回はここまで!またお会いしましょう。


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