メルマガの開封率を上げるコツと読まれる書き方は?
さて皆さん、普段文章って書きますか?
メール、講義、スケジュール・・・etc.
私はもう書かなくなりましたが、手紙なんかを書く人ももちろんいると思います。
様々な媒体で言葉は私たちの日常に寄り添っています。
今回のブログは、メルマガに絞って読みたくなるような、
魅力的な言葉を書くためのコツを紹介していきます。
あ、もちろん、活用の仕方によっては魅力を伝えたい時に使える方法なので、
読みたくなるような文章を書きたいなぁ
なんて思っている人もぜひ覗いていってくださいね。
Contents
文章ってどう書くの?
そもそも文章ってどうやって書くのでしょう?
学生時代を思い出す人もいるでしょう。
感想文、小論文、レポート・・・
懐かしいですね。
でもこれって結構昔のことで、
「こう書くと良いよ」なんて、
もし先生から言われたことがあったとしても、忘れてますよね。
普段の書き方で正しいのか?
言葉選びにセンスはいるのか?
読みたくなる文章って何?
そんな疑問を順番に解決していきましょう。
魅力的な文章を書くためには、まずはメルマガに合った文体で書くことです。
メルマガの文体
メルマガに絞る
そう言いましたが、
まずメルマガの文体ってコツがいるのか。
そもそもメルマガは売上の上昇とその安定につながるメディアです。
メルマガを使ってリストブランディングをすることが重要になっていきます。
つまり、自分のファンを作ることです。
最終的には売上につながるように持っていきますが、
メルマガでまずやるべきことは「読者との絆を築くこと」です。
それはそうですよね。
よく知りもしない相手からは、何も買おうと思いません。
では絆を作るためには何が必要か。
自分を知ってもらうこと
相手を知ること
相手と何か(感情、考え方)を共有すること
読者との距離を縮めるためには口調は必ずしも書き言葉でなくて良いのです。
相手に話しかけるように、伝えるように綴ります。
私もあなたに話しかけるように、書いています。
絆を作るためには、相手にメルマガを読んでもらわなければなりません。
それこそが読みたくなるような、魅力的な文章なのです。
その魅力的な文章を書くポイントが、次のコピーライティング。
コピーライティング
はて、コピーライティングとはなんぞや?
簡単に言ってしまえば、商品をより魅力的にする言葉のことです。
その言葉によって見る人はつい行動に移してしまう。
私もそんな言葉に魅了されて足を止めたことがあります。
駅内の壁に沿っていくつものポスターが規則正しく貼られていました。
私はちょうど急いで待ち合わせ場所に向かっていたので、
ポスターをじっくり見る時間なんて当然ありませんでした。
しかし、ふと目に入った言葉に惹かれて立ち止まったのです。
数あるポスターの中でたった1枚だけ。
その1枚が私の足を止めました。
絵や写真ではありません。
書かれている言葉にどうしようもなく惹かれたのです。
(ちなみに、結局待ち合わせはギリギリ間に合いませんでした。友よ、すまん)
このような経験、あなたもありませんか?
「なんとなく惹きつけられるな」
「なんとなく好きだな、この言葉」
そう思ったこと、一度はあるはずです。
そんな魔法みたいな言葉がもし書けたならとても素敵ですよね?
あなたが書いたその言葉で、誰かを動かすことが出来るのです。
・・・でもそんな上手く書けるものなのか。
やはりそれにはコツがあるんです。
言葉の魔法使いになるために
魅力的な言葉で相手を惹きつける。
そんな魔法のような手法を身につけることができたなら
あなたはもう魔法使いです。
だってあなたの書く言葉で人が動かされていくのですから。
言葉の魔法使いになるためには
ある数字が必要なのです。
「3」という数字
見出しにもあるとおり、
文章を書くにあたって
「3」という数字は実はとても便利なのです。
日常でふと目を引く言葉の中に、文が3つ並んでいることがあります。
例えば私が第1章で書いた
普段の書き方で正しいのか?
言葉選びにセンスはいるのか?
読みたくなる文章って何?
例えば、、、
自分を知ってもらうこと
相手を知ること
相手と何か(感情、考え方)を共有すること
これらの羅列。
どうでしょう?
心なしかテンポよく感じませんか?
このようにリストや具体例を3つ羅列することで文章にテンポが生まれます。
さらに「3」という数字自体もよく使われます。
「これさえ押さえておけば解決!集客の3つのコツ」
「3段階でわかる小説の書き方」等・・・
他にもプレゼンテーションのような話す機会でも、
「私は〇〇を主張します。その理由は3つあります。」
これもよく聞きませんか?
よく使われる、ということは(それが書いた本人の意識の有無に関係なく)
それだけ人を惹きつけることを分かっているからです。
この魔法のような数字「3」を使いこなすことで
一気に魅力的な文章を書き上げることが出来るのです。
「3」でないとだめなの?
しかし、数字は本当に「3」でなければならないのでしょうか?
具体例が多ければ多いほどわかりやすいし、
逆に、1つにまとめれば簡潔的になって見やすいかもしれませんよね。
具体的な文を使って、実際に試してみましょう。
「日常で街中を歩いているとき。
好きな時間に本を読んでいるとき。
テレビをなんとなく見ているとき。
どこか、目を引く文を見たことはありませんか?」
これを例えばこの要素を5つにしてみます。
「日常で街中を歩いているとき。
好きな時間に本を読んでいるとき。
テレビをなんとなく見ているとき。
誰かと待ち合わせをしているとき。
広告付きのサイトを見ているとき。
どこか、目を引く文を見たことはありませんか?」
さてどうでしょう?
正直、少しうっとうしいですよね。
具体例はもうわかったから、次に進んで。
そう思いますよね。
では次は要素を2つにしてみます。
「日常で街中を歩いているとき。
好きな時間に本を読んでいるとき。
どこか、目を引く文を見たことはありませんか?」
見やすくはなりましたが、どこか物足りないですね。
さみしささえ感じます。
同じように
理由付けで使う「3」も
多ければ、結論までに時間がかかりすぎているし、
少なければ、根拠が足りないと感じてしまいます。
「3」という数字であることに意味があるのですね。
では次に、羅列の必要性を考えていきましょう。
文章と羅列の違い
では羅列には意味があるのか。今度はこれを探ってみます。
1つの文章にすれば、より話すときと同じように伝えることができるのではないでしょうか。
試しましょう。
「日常で街中を歩いているとき。
好きな時間に本を読んでいるとき。
テレビをなんとなく見ているとき。
どこか、目を引く文を見たことはありませんか?」
これを文章に起こしてみます。
「例えば日常で街中を歩いているときや、好きな時間に本を読んでいるとき、
あるいはテレビをなんとなく見ているときなど、
様々な場面の中で、どこか、目を引く文を見たことはありませんか?」
さていかがでしょうか?
伝わることには伝わりますが、進んで読みたいとは思わないですよね。
改行もなく、ひたすら具体例が挙げられているのは
見栄え的にも魅力は感じません。
普通なら文章で表現できることも、改行して羅列の形をとることで
見やすくなり、読者に読ませることができるのです。
じゃあこの魔法を使えば使うほど文章は魅力的になるのか、そうではないんです。
やってはいけないこと
「3」の魅力について一通り分かってきたかと思います。
私なんかは「3」と書きすぎて
そろそろ「3」という言葉がゲシュタルト崩壊してきました。
ここで、メルマガを実際に書く際に
やってはいけないことを2つ紹介していきます。
多様は禁物
魔法の数字「3」はとても便利です。
3つの文を羅列すれば見やすくなって、読みたいと思わせることができます。
さらに理由付けにもちょうど良い分量です。
しかし
1つのメルマガの中で多用してはいけません。
メルマガは大体1000字くらいです。
その文字数の中で何回も使っていると、
伝えたいことが見えなくなって逆効果です。
2.1「3」という数字
から
2.2「3」でないとだめなの?
までの文字数が大体1000字程度です。
ここで3つの羅列が4回、3つ以外の羅列が2回使っています。
確かめたい人は手間を掛けますが、少し戻って読み直してみてください。
今回は例として挙げているので文章に流れはありませんが、
これが1つの内容として使われていることを想像してください。
読みづらいことこの上ないですよね。
多様するとかえって読みづらいので、どんなに内容が魅力的でも読みたいとは思えなくなります。
多用してはいけないのなら、どんな言葉を選択するべきなのか。
次を見ていきます。
意味のないことは羅列しない
魅力的になるからと言って、特に注目すべきことでない要素を羅列しても、何の意味も持ちません。
むしろ「ん?突然何?」って思われてしまいます。
何を選択するべきか。
簡単です。
伝えたいことを強調したい時に使うんです。
例えば私は「絆を作ること」とはどういうことかを、あなたに伝えたいと思ったので、
「自分を知ってもらうこと
相手を知ること
相手と何か(感情、考え方)を共有すること」
という具体例を羅列しました。
何を伝えたいのか
伝えるためにはどんな言葉で表現すれば良いのか
言葉をどんな形で魅せれば読んでもらえるのか
(あぁ、いつの間にか羅列してます。多様は禁物なのに・・・)
このように伝えたいことに対して使ってくださいね。
まとめ
皆さん、ここまでお疲れ様でした。
いかがでしたでしょうか?
今回は例文が多くて、ある意味読み進めるのが大変だったかと思います。
日常の中でいつの間にか使っている魔法の数字「3」
メルマガは1000字程度という短さの中で、
どれだけ読みたいと思えるような文章を書くことができるのかが重要です。
読者に読み進めてもらえるためには、
内容はもちろん、「魅せる」ことに力を入れてください。
人は見た目で第一印象が大体決まるとはよく言ったものです。
文章も同じです。
開いた時に「読んでみようかな」と第一印象で思わせると読者は読んでくれるものです。
そんな魅力的な文章を書くコツの1つが、今回の魔法の数字「3」でした。
あなたもこの魔法を使ってぜひ言葉の魔法使いになって、たくさんの人を魅了してみてくださいね。