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ライセンスビジネスとは?メリットやデメリット、事例も解説!

 2022/08/27 マーケティング
この記事は約 12 分で読めます。

 

ライセンスビジネスと聞くと馴染みがないかもしれませんが、私たちの周りの様々なところで行われています。

 

あなたもふと立ち寄ったコンビニで、キャラクターが載った商品を見たことがあると思います。

それが、まさしくライセンスビジネスです。

 

ライセンスビジネスを正しく理解して、活用することによって今よりも認知度が広がり、新たな顧客を獲得することもできるようになります。

 

集客も売り上げも上がり、ビジネスを拡大していくにはとても効果的な手法とも言えます。

 

 

そこで今回は、ライセンスビジネスとは?メリットやデメリット、事例も解説!というテーマでお話していこうと思います。

 

 

ライセンスビジネスとは

 

 

 

企業が権利者のキャラクターやブランドの特徴などを活用して、販売促進を行うことをライセンスビジネスといいます。

 

どの企業も広告やSNSを使って宣伝し、集客をしていますが、ビジネスが多様化している中で従来の戦略だけでは、厳しい状況でもあります。

 

そんな中、キャラクターやブランドなどとコラボすることで、認知度を拡大し、新たな顧客を獲得することができるようになります。

その結果、競合他社の商品と差別化することができるのです。

 

 

ライセンスの対象

 

ライセンスには対象があります。(対象となっているものをプロパティともいいます)

 

ライセンスの対象となっているもには、以下の知的財産があります。

 

・キャラクター
・ブランド
・アート
・商法

 

その他、乗り物や学校なども含まれるんですよね。

 

ですが、よく使われるのはキャラクターやブランドが多いです。

 

 

ライセンスビジネスのプレイヤーとは

 

 

 

ライセンスビジネスには、プレイヤーというのが存在します。

プレーヤーは以下の通りです。

 

・ライセンサー
・ライセンシー
・ライセンスエージェント
・小売業者

 

それぞれどのような特徴や役割があるのか、それぞれ見ていきましょう。

 

 

ライセンサー

 

ライセンサー(使用させる人)とは、キャラクターやブランドなどの知的財産を所有する個人や企業のことです。

 

ライセンス契約をライセンサーは結ぶことで、そのキャラクターなどを使用する権利を企業に許可します。

契約後は、ライセンサーは知的財産の使用料をもらうことができます。

 

 

ライセンシー

 

ライセンシー(使用する人)とは、ライセンサーから許可を得ることで、キャラクターやブランドなどの知的財産を使用する権利を得る側のことです。

 

ライセンサーのキャラクターやブランドを活用することで、コラボ商品などを販売することができます。

そうすることで、キャラクターやブランドきっかけの、新規顧客を集客することが可能になります。

 

 

ライセンスエージェント

 

ライセンスエージェントとは、ライセンサー(使用させる人)と契約を結ぶことで、キャラクターやブランドなどの知的財産のマーケティングや営業を行う個人や企業のことです。

 

そうすることで、ライセンサーから手数料を得ることができます。

 

 

小売業者

 

小売業者とは、ライセンシー(使用する人)が開発したライセンス商品を購入し、販売する人のことです。

 

 

ライセンスビジネスのメリット

 

 

ライセンスビジネスをすることで、得られるメリットを紹介していきます。

 

 

認知度の向上

 

まずは、商品やサービスの認知度が広まるという点です。

 

例えば、有名な人気キャラクターを持つ個人・企業とライセンス契約を交わしたとしましょう。

その人気キャラクターとのコラボ商品を販売します。

 

すると、そのキャラクターの人気や知名度によって、自社の商品を知らない人からも認知されて興味を持ってもらうことができるんですよね。

 

ビジネスはまず、認知されるところから始まります。

 

どれだけ良質な商品を持っていたとしても、知られなければ購入されることはありません。

当然リピーターにもつながりませんよね。

 

そのため、認知度が広まるということは大きなメリットと言えます。

 

 

新規顧客の獲得

 

次に、新規顧客を獲得できる点です。

 

先ほどの例の続きですが、コラボキャラクターの人気や知名度によって、自社の商品を知らない人からも認知されて興味を持ってもらうことができるということは、新たな層を顧客にできるチャンスということでもあります。

 

ビジネスはやはり、集客が一番重要なフェーズと言っても過言ではありませんよね。

 

多くの人が集客で悩まれますが、ここで一気に新規顧客を獲得できれば売り上げや今後のリピートにもつなぐことができます。

 

自社の商品をもともと知らなかった人、興味・関心がない人を取り込めるのはビジネスで非常に有利です。

 

 

ライセンスビジネスのデメリット

 

メリットがあれば、当然デメリットも存在します。

 

では、どのようなデメリットがあるのでしょうか?

 

 

手間や時間がかかる

 

手間や時間がかかるというデメリットがあります。

 

ライセンスビジネスは、必ずライセンス契約を交わすことが必須です。

相手企業のキャラクターやブランドなどの特徴を生かした、商品・サービスの企画をすることが重要になってくるんですよね。

 

ライセンス契約をしなければ、自分たちの好きなように商品・サービスを作ることができるので、それほど手間や時間はかからずにリリースできるでしょう。

 

ライセンスビジネスを行う場合は、企画の段階から手間や時間はかかるという認識を持っておくことが必要です。

 

 

イメージを損ねる危険性

 

イメージを損ねる危険性があるというデメリットもあります。

 

ライセンスビジネスでは、キャラクターやブランドなどの知的財産を活用して、これまでと違った特徴的な商品・サービスを販売することができます。

 

メリットで紹介したそれによる恩恵もありますが、お客さんが思っていたイメージと違う場合、興味を持ってもらえなくなる可能性もあるんですよね。

 

場合によっては、両者のイメージを損ねてしまう危険性があります。

その結果、顧客が離れていってしまうこともあり得ます。

 

ライセンスビジネスを行う場合は、所かまわず有名や人気の知的財産を使用するのではなく、自社の商品やサービスとイメージがかけ離れていないか?合っているかをしっかりと見極めることが大切です。

 

 

ライセンスビジネスの注意点

 

 

 

ライセンスビジネスを行うにあたって、注意点があります。

 

ここを注意しておかないと、後々面倒なことになったり、トラブルにまで発展する可能性もあります。

 

そのため、しっかり押さえておきましょう。

 

 

まず最初の注意点は、契約期間が終わったあとは利用できないということです。

 

期間は契約の際にしっかりと確認しておくことが必要です。

当然ですが、契約期間が終わると完全にライセンスは無効になりますよね。

 

契約期間後に知的財産を使用した商品・サービスのリリースや販売はしてはいけません。

 

契約期間を守らなければ、のちにトラブルや訴訟問題へ発展するケースもあります。

しっかりと決められた期間内で、利用するようにしましょう。

 

 

続いての注意点は、ライセンス契約の条件を確認することです。

 

知的財産にあたるキャラクターやブランドを活用するにあたって、条件を指定されることがあるからなんですよね。

契約したからと言って、どんな利用をしてもいいとは限りません。

 

契約の条件と違った使い方をしてしまった場合、指摘されて別途ライセンス料を請求されることあり得ます。

 

どこまで利用していいのか、どんな目的で利用するのかなど条件を確認して、相手側が許可した範囲のもとでビジネスを行いましょう。

 

 

ライセンスビジネスの事例

 

ここまでライセンスビジネスについて、メリットやデメリット、注意点など解説してきました。

 

実際に私たちの日常でも、多くのライセンスビジネスがあります。

 

最後に、ライセンスビジネスの事例を一部紹介していきたいと思います。

 

 

「Indeed」と「ONE PIECE」

 

求人情報ウェブサイトである「Indeed」 は、国民的超人気漫画の「ONE PIECE」とコラボしました。

 

CMで見かけた方もいるのではないでしょうか?

 

ONE PIECEのキャラクターをそのままではなく、人気キャストによって実写化し、放送したんですよね。

実写化のクオリティや目新しさもあって、とても話題になりました。

 

ONE PIECEの認知度はもともとすごいですが、加えて印象に残る演出をすることによって、ブランドの認知度を上げ、新規顧客の獲得にも成功しました。

 

 

「ロートジー」と「ドラゴンクエスト」

 

ロート製薬株式会社は、「ロートジー」の発売30周年を記念して、大人気のRPGゲームである「ドラゴンクエスト」 とコラボしました。

 

2017年にスライム型の目薬を限定販売しています。

この目薬は、容器の形がドラゴンクエストに登場するスライムというキャラクターに似せられ、可愛らしさを活かした商品。

 

またCMでも、ドラゴンクエストの世界観を使って宣伝することで、多くのファンを新規顧客として獲得しました。

 

 

「ローソン」と「リラックマ」

 

大手コンビニのローソンは、サンエックスのキャラクターである「リラックマ」とコラボしました。

リラックマは、一度は見たことがあるのではないでしょうか。

かわいい見た目のクマのキャラクターです。

 

ローソンとのコラボ内容は、対象商品を購入することによって貯めることができるリラックマのスタンプでリラックマのエコバッグやタオルなどのコラボグッズがゲットできるというもの。

 

ここでしか手に入らないグッズを手に入れるため、ローソンとのコラボ商品を購入する人が増えました。

 

ローソンは、リラックマだけでなくスヌーピーなど他のキャラクターとも度々コラボしています。

それほど、効果があるということでしょう。

 

 

まとめ

 

ライセンスビジネスとは?メリットやデメリット、事例も解説!というテーマでお話ししましたが、いかがでしたか?

 

 

ライセンスビジネスは、うまく活用することで認知度の向上や新規顧客の獲得など、ビジネスを拡大していくために必要不可欠なところを劇的に伸ばしていくことができます。

結果、売り上げにも大きく影響してくるんですよね。

 

だからこそ、大手の会社もライセンスビジネスを日常的に取り入れて展開しています。

 

集客や売り上げを上げるためには、様々な手法がありますがライセンスビジネスもとても強力な手法です。

ぜひ、商品・サービスに応じて取り入れてみてくださいね。

 

 

ビジネスで一番最初によく訪れる難関はやはり集客です。

 

人が集まらなければ、売ることもできません。

そのため、売り上げは集客にかかっていると言っても過言ではないです。

 

とはいいつつも、集客ができればそれでいいかと言えば、そうとも限らないんですよね。

自分が提供する商品・サービスが刺さるターゲット層でなければいけないのです。いわいる見込み客です。

 

見込み客を集客出来なければ、人は集まっても売れないのです。

それでは意味ないですよね。

 

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ぜひこちらから受け取ってくださいね。

 

 

 

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