「コラボレーションマーケティング」のメリットは?成功事例もご紹介!

こんにちは!
皆様いかがお過ごしでしょうか。
2019~2020年に社会現象ともなるほど人気になったものといえば、なんでしょうか?
そう、鬼滅の刃ですね。
皆さんも一度はどこかで見かけているでしょうし、ファンだという方もいるでしょう。
私も一ファンなのですが、鬼滅の刃が言葉の通りいろいろなところで見かけるようになった理由の1つが企業やブランドとのコラボでしょう。
例えばお菓子メーカーとコラボして玩具付きのお菓子として販売されていたり、パッケージにキャラクターが描かれていたり。
コンビニでもスーパーでも見かけるようになりましたよね。
もともとアニメや漫画のグッズというのはそこまで広い市場に出回るものではありません。
それがこうも広い市場まで出回っていることから考えて鬼滅の刃の人気が凄まじいことが窺えますし、逆にここまで広がっていったからこそさらにファンが増えたのでしょう。
さて、話が長くなってしまいましたが今回話すのは鬼滅の刃の話ではありません。
今回紹介していくのはコラボレーションマーケティングの成功事例やメリットについてです。
鬼滅の刃の人気が爆発的になった1つの要因だといわれると気になりませんか?
ということで早速見ていきましょう。
Contents
コラボレーションマーケティングとは
まずコラボレーションマーケティングとは、その名の通り複数の企業・ブランド・作品などが共同でマーケティングを行うことですね。
企業同士で新ブランドを立ち上げることもあれば、ブランド同士でコラボ限定商品を売ることもあります。
それこそ冒頭で話していた鬼滅の刃はユニクロやしまむらなどのアパレルブランドとコラボして商品を展開していましたね。
コラボレーションマーケティングのメリット
コラボレーションマーケティングは昔から行われており、今でも使われる機会の多い手法だといえます。
YouTuberのヒカキンが大量購入をした動画も出ている「Louis Vuitton × supreme」など有名ブランド同士のコラボも行われるくらいです。
ここまで使われている手法ということはそれだけのメリットがあるわけですね。
ということでそのメリットを紹介していきます。
コストがシェアできる
まず1つはコストがシェアできる点です。
率直に言えば自分たちで新たに製品を作ったりするよりも費用が抑えられるわけです。
例えば新たにコラボブランドを立ち上げる時にもその費用はお互いが捻出しますよね。自分たちで新しくブランドを立ち上げるよりもずっと安上がりです。
コラボ限定商品を作るにしてもその費用を分けて出すことができますよね。
ただし、ここにキャラクターマーケティングが絡むと「費用を分ける」ということにならないのですが、代わりに宣伝費用が抑えられたりキャラクターの効果で売り上げが伸びるので費用対効果で見れば安くなることも十分にあり得ます。
新規顧客の獲得
一番の目的ともいわれていますね。
お互いのファンがもう一方のブランドについて知るきっかけになったり、よりどんなものなのかを知るきっかけになることが多いため新規顧客の獲得が望めるのです。
特に異業種コラボになるとお互いのファンが「そんなものがあるのかー!」と興味を示すことも珍しくありません。
アパレル×アニメ産業や化粧品×著名人などのコラボがよくされていますが、これもそういった新規顧客を獲得するために企業が動いた結果なことが多々あります。
ブランド力の強化
次にブランド力を強化できることですね。
これは「ブランドの認知度向上によるファンの獲得」や、「マンネリ化したブランドの新たなイメージを獲得し、新たな顧客層を獲得すること」などを指していると考えると簡単かもしれませんね。
まずブランドとはそのイメージがどれだけの人に伝わり、認知されているかが重要です。知られていればいるほど名前や付随するイメージだけで認識されますから。
コラボすることで今まで認知されていなかった層にアプローチすることができますよね。
また、長く続いたブランドは自身の力だけではこれまでのイメージを崩したりすることが難しいため新たな顧客層の獲得が難しくなります。そこでコラボをすることで新しいブランドイメージを構築できるようになり、新規顧客の獲得にもつながるというわけです。
話題性を生める
最後に話題性を生むことができる点ですね。
コラボをするというだけでも十分に話題性のある事なのですが、これが意外なブランド同士だったり人気なもの同士だったりするとその話題性は桁違いですね。
コラボを発表すればファンたちがSNSで拡散しますし、それに乗じてニュースサイトが取り上げてくれたりなんかもします。
こうして拡散されれば潜在顧客にもアプローチでき、はては売上の向上にもつながるというわけです。
注意点
これだけ効果のある手法である反面、気をつけておかなければいけないことがあります。
それはコラボする相手についてです。
異業種だからダメということは全くないのですが、イメージや方向性が合わない者同士は基本的にうまくいきません。
万人受けを狙ったブランドと個性を前面に押し出すものでは合わないでしょう。
また、ターゲットが乖離しすぎているものもよくないですね。
メンズ向けオーダースーツブランドが20代女性向けの雑貨ブランドとコラボしても大きなメリットは見込めないでしょう。
目的や狙いに沿っていれば異業種やターゲットの違うもの同士でのコラボも効果が期待できますが、特にそういったものがないのであれば避けるべきですね。
ビジネスとはお客様が興味を示し購買してくれるからこそ成り立つもの。お客様にとって価値のあるものにできるかが重要なのです。
コラボレーションマーケティングの成功事例!
コラボレーションマーケティングのメリットと注意点がわかったところで成功事例を見ていきましょう!
きっと皆さんも見かけたことのあるものや話題になっていた記憶のあるものがありますよ。
また、これ以外にも例を知っている!という方はぜひコメントに残してくださるとうれしいです。
イオン×企業「企業コラボTシャツ」
まずは大手のショッピングモールであるイオンと様々な企業がコラボした「企業コラボTシャツ」です!
私も購入したことがありますが、お菓子メーカーや文具メーカーなどの製品ロゴやイメージをプリントしたTシャツを販売していますね。
チロルチョコやハッピーターン、ミルキーなど食べたことのあるお菓子のロゴがプリントされていたり、CoCo壱番屋のロゴがあったりして面白いですね。
文房具だとMONOやサクラクレパスなんかもありました。
全国に店舗があるほどの影響力を持つイオンと様々な有名企業のコラボということもあり、かつデザインもかわいいということでSNSなどで大きな話題になりました。
ローソン×鬼滅の刃「ローソンオリジナルグッズ」
さあ冒頭でも出ていましたが、鬼滅の刃とローソンのコラボですね。
ローソンオリジナル商品として飲み物やパンなどの食品も展開されていましたし、オリジナルグッズの販売もされていました。
コラボ当初からかなりの人気があったため、SNSなどでも大きな反響を呼びオリジナル商品やグッズは瞬く間に売り切れになるほどでした。
ロート製薬×ドラゴンクエスト「スライム目薬」
SNSでかなり話題になったスライムの生誕30周年を記念した限定商品として販売された「スライム目薬」。
目薬の容器のシルエットもスライムに近い形になっており、容器にはスライムの顔がプリントされていましたね。目薬の説明書もドラクエの世界観が演出されていた徹底ぶり。
世界的にも人気なゲーム作品ということもあり、大きな話題となって売り切れが続出する商品となりました。
人気過ぎて増販もされていましたね。
ビックカメラ×ユニクロ「ビックロ」
当時大きな話題になったことを覚えている方もいるでしょう。
異業種コラボの例として最もよく取り上げられています。
「グローバル繁盛店」というコンセプトのもと、新宿に店舗を構えました、1つの建物で生活にちなんだ物品の買い物を終えることができるようになっているという魅力もあります。
そもそも大企業同士のコラボで話題性があったのにもかかわらず、異業種であることで「どうなるんだ?」と世間から大きな注目を浴びていました。
店内ではユニクロの製品を着たマネキンがビックカメラの販売する商品を使用している展示があり、実際の生活と重ね合わせて製品を見ることができる工夫がされています。
こういったコラボからユニクロの「洗練されている」というイメージが「シンプルで使いやすい」という親しみのある鵜イメージへ変化していきましたね。
まとめ
ということで今回はコラボレーションマーケティングのメリットや成功事例の紹介をしていきました!
行うだけでも話題性の獲得ができるという大きなメリットがありますが、その他にも様々なメリットがあります。
ブランドイメージを変えたい、新たな顧客層を獲得したいと考えている方はコラボレーションマーケティングを検討してもいいでしょう!
ただし相手をだれにするかは慎重に選びましょうね。
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ということで今回は異常となります!お読みいただきありがとうございました。
次回の投稿をお楽しみに!